海外サッカーファン必見!トリノ、スタディオ・オリンピコ
スタディオ・オリンピコに行ってきました!
日本ではサッカーセリエA、ユヴェントスFCの本拠地として名高い北イタリアの都市トリノ。実はここにはもうひとつ、セリエAの名門チーム、トリノFCがあります。ここではトリノFCのホームスタジアム「スタディオ・オリンピコ」についてご紹介します。
スタディオ・オリンピコとは?絶対行くべき理由ベスト3
- 街の中心地から簡単にアクセスできる点。
- 当日券で試合観戦出来る可能性が高い点。
- トリノ冬季五輪のレガシーを合わせてチェックできる点。
トリノの街の中心地から5キロほど離れた所にある「スタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノ(Stadio Olimpico Grande Torino)」。ここはトリノを本拠地とするサッカーセリエA、トリノFCのホームスタジアムとして有名です。同じくトリノを本拠地とする、ユヴェントスFCのチケットに比べると比較的当日券も入手しやすく、旅行中飛び入りでサッカー観戦出来ちゃう可能性も!周辺には2006年に開催されたトリノ冬季五輪のレガシーもたくさん飾られおり、それらも見逃せません。
スタディオ・オリンピコ 押さえておくべき魅力とは?
オリンピックの聖火台
スタディオ・オリンピコの「オリンピコ」はオリンピックを意味するイタリア語。そう、ここは2006年にトリノで冬季五輪が開催された際の開会式と閉会式の会場だったのです。スタジアムで試合観戦していると、背後に当時の聖火台がちらり。現地に行ったら是非その姿もチェックしてみてください。もちろんスタジアムの外からも見ることが出来ます。
スタジアムの周りに広がる広大な敷地
スタディオ・オリンピコは、周辺一帯を大きな広場と公園が囲んでいます(ちょうど明治神宮外苑のようなイメージです)。スタジアムに隣接する広場が「Piazzale Grande Torino(ピアッツァーレ・グランデ・トリノ)」。その先には「Parco Cavalieri di Vittorio Veneto(パルコ・カヴァリエーリ・ヴィットリオ・ヴェネト)」があるため、ここだけで1日じゅうたっぷり遊ぶことが出来ます。
試合日に出会える!グッズの移動販売車
試合のある日を中心に、スタジアムの前にはトリノFCのグッズを売る移動販売車がたくさんやってきます。公式グッズをゲットしたい方はスタジアムの向かいにある「Granata Store(グラナータ・ストア)」がオススメですが、非公式でもオッケー!という方は、移動販売車にもプチプラでカッコイイグッズがたくさんありますよ!トリノFCの試合を観戦予定の方は、是非チェックしてみてください。
スポンサー企業によるイベントブース
トリノFCの試合がある日はグッズ販売のお店だけでなく、スポンサー企業のイベントブースも立ち並びます。トリノFCのスポンサーの中には日本の自動車メーカーSUZUKIも!私たちが行った時は、トリノFCのエンブレムをあしらった車の展示などを行っており、スタジアム内のピッチのそばにもSUZUKIの車が展示されていました。
オリンピック・レガシー
サッカーにあまり興味がない方、サッカーの試合日以外にスタディオ・オリンピコを訪れた方にも是非チェックして欲しいのが「オリンピック・レガシー」です。冒頭でご紹介した聖火台以外にも、スタディオ・オリンピコの周りにはオリンピック・レガシーがいっぱい!写真はスタジアムのすぐ横にある「パラ・アルピツアー(Pala Alpitour)」。冬季五輪ではアイスホッケーの会場として使われ、現在はコンサート等の会場として使われています。
スタディオ・オリンピコ 近くまで行ったら是非食べてほしい逸品
Panini
スタディオ・オリンピコ周辺は、サッカーやコンサートがある日はフードトラック(イタリア人も”フードトラック”と呼びます)が多く立ち並びます。売られているものは、パニーニやハンバーガー、ホットドッグなどが中心なのですが、パンに挟んで食べるメニューは、だいたい全て「Panini(パニーニ)」と呼ばれて、売られている点がイタリアの面白いところ。味はお墨付きです。是非試してみてください。
スタディオ・オリンピコ ワンポイントアドバイス
「サッカー観戦時はパスポート必須です」
サッカーセリエAの試合を観戦する際は、基本的にサッカーのチケット以外に「パスポート(伊:パッサポルト/Passaporto)」が必要になります。チケット購入時だけでなく、会場に入る際や、場合によっては会場から出る際も提示を求められますので、無くさないようにしっかりと管理した上で、忘れず持っていきましょう。
スタディオ・オリンピコ観光での注意点 押さえておくべき事項3選
- お手回り品にご注意。
- 気温に気を配りましょう。
- 試合観戦する方は、早めに現地に向かいましょう。
スタジアム周辺は街中よりは少し治安の悪いエリアになります。スリ等の被害にあわないように、お手回り品には十分ご注意ください。周辺は高い建物が少ないので夏の直射日光、冬の北風にご用心。また、試合観戦を予定している方は早め(遅くとも試合開始2時間前)に現地に行くようにしましょう。
まとめ
スタジアムに入っても入らなくとも様々な楽しみ方が出来るスタディオ・オリンピコ。街中にある世界遺産とはまた違った魅力があり、特に小さなお子様連れの方などは、イタリアの大きな公園やスタジアムで思いっきり遊ぶことが出来るので、オススメです。スタジアム横にはチケット売り場もあり、サッカーの当日券が売られる場合もあります。興味のある方はサッカー観戦にもチャレンジしてみてください。
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