イベントも盛りだくさん！ミラノ、インドロ・モンタネッリ公共庭園

インドロ・モンタネッリ公共庭園に行ってきました！

ミラノ中心部に広がるインドロ・モンタネッリ公共庭園。ここは遊具、芝生、博物館…とにかく様々な施設があるため、年齢性別問わず楽しむことが出来ます。庭園の中でも特にチェックして欲しい魅力点、ベスト5をご紹介します。

インドロ・モンタネッリ公共庭園とは？絶対行くべき理由ベスト３

「インドロ・モンタネッリ公共庭園（Giardini Pubblici Indro Montanelli/ジャルディーニ・プッブリチ・インドロ・モンタネッリ）」は1784年につくられた、ミラノで最も古い公共公園。地下鉄3駅に囲まれた好アクセススポットゆえ、週末になると一年を通じて様々なイベントが開催されています。四季を通じて移り変わる豊かな自然の風景も必見。

インドロ・モンタネッリ公共庭園 押さえておくべき魅力とは？

インドロ・モンタネッリのモニュメント

インドロ・モンタネッリ公共庭園に来たら、まずはインドロ・モンタネッリ（Indro Montanelli）氏にご挨拶せねばなりません。著名なジャーナリストのインドロ・モンタネッリ。ヴィート・トンジャーニ（Vito Tongiani）が手掛けた彫像が園内西側、カブール広場（Piazza Cavour）方面に設置されており、土台部分にも、ジャーナリストを表すイタリア語（Giornalista）の文字が刻まれています。

Palazzo Dugnani

彫像のあるカブール広場付近から北へ少し進むと「ドゥニャーニ宮（パラッツォ・ドゥニャーニ）」が見えてきます。17世紀に建てられたお屋敷。”ドゥニャーニ”は家主の名前からきており、長らく貴族たちの住居として使われた後、ミラノ市立自然史博物館 (Museo Civico di Storia Naturale di Milano) としても使われていました。目の前にある大きな噴水も美しいので、セットでお楽しみください。

園内に点在する、イタリアらしい風景

約17.2ヘクタールの広大な敷地面積を持つインドロ・モンタネッリ公共庭園。一度中に入ると、どこまでも続く緑の景色に、とにかくびっくりさせられます。ところどころに置かれた彫像が、異国情緒満点。写真はハリー・ピエール・ローゼンタール（Harry Pierre Rosenthal）が制作した騎馬像のモニュメント。1頭だけ紛れ込んだ、平和の白い馬（Bianco cavallo della pace）像がポイントです！（どれかわかりますでしょうか？）

ミラノ市立自然史博物館とプラネタリウム

さて、広い敷地を東の方向へ進むと、インドロ・モンタネッリ像から約10分ほど歩いた所に大きな建物が見えてきます。こちらが現在現役で使われている、ミラノ自然史博物館の建物。さらに2-3分歩くとミラノ・プラネタリウム（Civico Planetario Ulrico Hoepli）もあります。どちらも外観を見るだけでも大満足できるほど素晴らしい施設。館内に入る時間がない方も、是非建物の美しさを味わってください。

どれも興味津々！四季折々のイベント

東京の日比谷公園（約16.2ヘクタール）より、少しだけ大きなインドロ・モンタネッリ公共庭園。ミラノのど真ん中にある地の利を活かして、イベント会場となることもしばしばあります。特にホリデーシーズンに行われるクリスマスマーケットは本格的なアトラクションなども設置され、多くの観光客や地元民たちが足を運びます。冬休みなどを利用してミラノ旅行を計画されている方はお見逃しなく！

インドロ・モンタネッリ公共庭園 是非食べてほしい逸品

Gelato Giusto

「ジェラート・ジュスト」は観光ガイドなどでもひっぱりだこのミラノきっての有名ジェラート店。ミラノ旅行の際に行ったことのある方もいらっしゃるかもしれません。場所は庭園の東端からスグのところにあるポルタ・ヴェネツィア駅（Porta Venezia）から約500メートル。月曜休み、それ以外は午後3時から開くので、ランチやディナー後のデザートとしてお楽しみください。

インドロ・モンタネッリ公共庭園ワンポイントアドバイス

「市内にある水飲み場」
ミラノ市内には「フォンタネッレ（Fontanelle）」というお洒落な水飲み場がちょこちょこ設けられています。地元の人たちは日本の公園の水飲み場と同じ要領でがぶがぶ飲んでいますが（私も日常的に使っています…）、出てくる水は硬水なので、普段、軟水地域にお住まいの日本人の皆さまは、出来れば口をすすぐ程度にしておきましょう。（ただ、決して飲めない水…と言うことではありません。）

インドロ・モンタネッリ公共庭園観光での注意点

庭園の中には売店などもありますが、全て定価で売られている為、ちょこっとお高め…。時間に余裕がある方は、庭園に行く前に、駅や街中のスーパーなどで調達しておいた方がリーズナブルです。

まとめ

インドロ・モンタネッリ公共庭園はとにかくミラノの街の中心部にあるため、他の観光スポットに向かう途中に目にする機会も多いことと思います。入場無料で、イベントなどもたくさん開催されているので、是非近くまで来た時は、ちょこっと寄り道して庭園の中をお散歩してみてください。遊具で遊ぶも良し、ピクニックするも良し。夏の暑い日は木陰で涼を得るのもオススメです。