イタリアサッカーの聖地、ミラノの「サン・シーロスタジアム」に行ってきました!
サン・シーロスタジアムに行ってきました!
「イタリアといえばサッカー!」という方も多いのではないでしょうか?イタリアのサッカースタジアムの中で最多収容人数を誇る「サン・シーロスタジアム(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)」について、魅力をたっぷりとご紹介します。
サン・シーロスタジアムとは?絶対行くべき理由ベスト3
- イタリアサッカーファンにとっての聖地である点。
- 移設?改築?もうすぐ無くなってしまうかもしれない点。
- 8万人収容の超巨大スタジアムである点。
サン・シーロスタジアムはミラノ郊外にあるサッカースタジアム。ミラノには市内に2つのプロサッカーチームがあり、どちらのホームグラウンドとしても使用されています。8万人収容の超巨大スタジアムは、コンサートや国をあげての大イベントが行われることも…。2026年開催予定の冬季オリンピックでも使用される予定ですが、一方で、老朽化等の理由から、移設や改築の声も絶えません。
サン・シーロスタジアム観光 魅力とは?
ロボットのような超巨大な「外観」
サン・シーロスタジアムを前にして、まず驚くのがイタリア最大のサッカースタジアムならではの「スケール感」です。まるでSF映画に登場するロボットのよう!高い建物の少ないミラノ郊外で、ひときわまぶしく輝く外観は、イタリア人たちにとって、いかにサッカーが大切なスポーツなのかを物語っています。スタジアムまでは、ミラノ市内から地下鉄でらくらくアクセス可能。「San Siro Stadio Dazn駅」を出ると、すぐに外観が見えてきます。
ACミランの「ロッカールーム」
サン・シーロスタジアムは試合等の無い日は自由に見学することが出来ます。チケットは18ユーロ。ファンにとっては見どころの連続ですが、普段あまりサッカーに触れる機会がない方でも楽しめるのが選手たちの「ロッカールーム」です。写真はミラノのサッカーチーム「ACミラン」のロッカールーム。ミラノ市の紋章である赤十字があしらわれたエンブレムは、ファンでなくともミラノ感に浸れること請け合いです。
インテルの「ロッカールーム」
ミラノを本拠地とする、もうひとつのサッカーチームが「インテル」です。チームカラーのブルーのロッカーにあしらわれた「FIM」のロゴは「F.C. Internazionale Milano」の略。こちらにもさりげなく「ミラノ」の「M」が隠されています。インテルのロッカールームはベンチタイプ。こちらも普段は入ることの出来ないエリアなだけに、多くの人が写真を撮って楽しんでいました。
ピッチへと続く「通路」
見学時は、実際のピッチや客席に行くことも出来ます。実は過去2回、サン・シーロスタジアムでサッカー観戦をしたことのあった私。ピッチの爽快感あふれる景色にも胸を打たれましたが、ピッチへと続く通路が、深く印象に残りました。試合時は、張り詰めた緊張感のもと、選手たちはここを通るのだと思うとドキドキ。何気ない場所ですが、独特の空気が漂っていました。
レアなものがざっくざく「展示コーナー」
展示コーナーにはスタジアムや、両チームゆかりのコレクションがずらり。個人的に一番目を引いたのが、サン・シーロスタジアムのこれまでの歴史を物語る写真の数々です。1926年に完成し、幾度かの改修工事しながら現役で活躍しているサン・シーロスタジアム。完成した当時も3万5000人収容出来る巨大なスタジアムだったというのですから、そのスケール感には脱帽です。
サン・シーロスタジアム 是非食べてほしい逸品
San Carloチップス
「サン・カルロ」は、イタリアで最も定番のポテトチップスメーカー。最近は日本でも時々見かけますが、本国はサイズも種類もかなり豊富です!お土産には型崩れしにくい筒型タイプが◎写真のようなちょっと変わったフレーバー(ちなみにこちらはわさび×青りんごです)も意外にイケますよ!ポテトチップスはイタリア語で「Patatine(パタティーネ)」。是非チェックしてみてください。
サン・シーロスタジアム観光 ワンポイントアドバイス
「現地でユニフォームを購入予定の方は、事前にサイズを確認しておきましょう」
スタジアムには両チームのオフィシャルグッズを扱うショップも併設されていて、様々なグッズを購入することができます。ユニフォームも日本より安く買うことが出来ますよ!お土産で購入予定の方は、出来たら事前にサイズ(XS~XL)をチェックしておくと購入の際スムーズ。ちなみにユニフォームはイタリア語で「Maglia(マリア)」といいます。
サン・シーロスタジアム観光での注意点 押さえておくべき事項3選
- 試合がある日はミュージアム(展示コーナー)のみ見学可能です。
- 最寄り駅は「San Siro Stadio Dazn」です。
- 夜は遅くならないうちに、ホテルへ戻りましょう。
サン・シーロスタジアムは、試合がある日はミュージアムのみ見学可能です。降車駅は似た名前がたくさんあるのでご注意。また中心地に比べると試合のない日は観光客が少なく、やや治安も悪くなります。夜は遅くならないウチにホテルに戻りましょう。
まとめ
サン・シーロスタジアム見学後、テレビでセリエAの試合や過去のサッカーW杯の名場面集などを見るたびに、この日の感動が蘇ります。なかなか8万人も収容できるスタジアムに行けるチャンスなんてありません。試合がなくとも、スタジアムならではのオーラや空気感はいつだってワクワクドキドキを与えてくれます。是非、スポーツがお好きな方は、イタリアサッカーの聖地へ足を運んでみてください。
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