トリノの象徴!「モーレ・アントネリアーナ」に行ってきました!

トリノの象徴!「モーレ・アントネリアーナ」に行ってきました! | イタリア観光ガイド

モーレ・アントネリアーナに行ってきました!

2006年に冬季オリンピックが開催されたことでも有名な、北イタリアの都市トリノ。ここではトリノの象徴的存在「モーレ・アントネリアーナ」について、詳しくご紹介します。

モーレ・アントネリアーナとは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. トリノの象徴的存在である点。
  2. ユーロコインのデザインに採用されている点。
  3. 館内も屋上階も魅力満載な観光スポットである点。

「モーレ・アントネリアーナ(Mole Antonelliana)」は東京でいう”東京タワー”や”スカイツリー”のような街の象徴的存在。背の高い建物は、トリノのいたるところから望むことが出来、街の良いアクセントになっています。現在イタリアで流通している2セントコインのデザインとしてもおなじみ。館内、屋上階も見学可能で、たくさんの見所に溢れています。

モーレ・アントネリアーナ観光 押さえておくべき魅力とは?

トリノの誇る超高層建築

モーレ・アントネリアーナの全長は167.5メートル。日本でいう、いわゆる「超高層ビル」と同じくらいの高さの高層建築です。トリノの街の中心部は、周りにほとんど高い建物がない為、モーレ・アントネリアーナの存在感は抜群!上の写真のように、街のいたるところから、ニョキっと顔を出す姿を望むことが出来ます。トリノに来たら、まずは、どこにモーレ・アントネリアーナあるか、さっそく探してみてください。

展望室からの絶景

トリノの誇る高層建築…と言われたら「上ってみたい!」という方も多いのではないでしょうか?その願い、叶います♪モーレ・アントネリアーナは地上約85メートルのところに展望室(Terrazza Panoramica)があり、エレベーターで上がることができますよ!ちなみに徒歩であがるプラン(Salita a piedi)もアリ。「我こそは!」という方はチャレンジしてみてください。

四季折々のイルミネーション

街のシンボル、モーレ・アントネリアーナは、東京タワーや都庁のように、イベントに合わせたイルミネーションが盛んに行われています。クーポラ(丸屋根)の部分にメッセージやイタリア国旗などが映し出されたり、写真のように全体がライトアップされるのが定番。トリノに泊りがけでご旅行予定の方は、是非昼間と夜の雰囲気の違いも味わってみてください。

館内の博物館

モーレ・アントネリアーナの中は、現在博物館になっています。「建物に関する展示なのかな…」と思いきや、なんとその正体は「国立映画博物館(Museo nazionale del Cinema)」!上の写真のようなモーレ・アントネリアーナにまつわる展示は1階の一部のみ!残りは映画にまつわる”世界で一番高い場所にある博物館”となっております。

身近なところにある「モーレ・アントネリアーナ」との比較

トリノの街を歩くと、とにかくモーレ・アントネリアーナモチーフのものがいっぱい!しかし、運が良ければ、トリノ入りする前でも、その姿にお目にかかれるかもしれません。というのも、現在イタリアの2セントコインのデザインは、モーレ・アントネリアーナだからです。一見、やや風変りな見た目は、もともとユダヤ教の礼拝堂(シナゴーク)として建てられたからだそう。手元にユーロコインがある方は早速2セントコインで確認してみてください♪

モーレ・アントネリアーナ 近くまで行ったら是非食べてほしい逸品

Boella & Sorrisi

トリノはチョコレートの街としても有名。と言うことで「モーレ・アントネリアーナ×チョコレート」の最強コラボは是非現地でチェックしてほしい逸品です。写真は地元トリノのメーカー「ボエッラ・エ・ソッリィーズィ」のタブレットチョコ。製品によってはパッケージにモーレ・アントネリアーナが描かれているので、帰国後も目で、舌でトリノの思い出に浸ることが出来ます♪

モーレ・アントネリアーナ ワンポイントアドバイス

「Palazzo Fetta di polenta」
「ポレンタスライスの館」といった意味を持つ「パラッツォ・フェッタ・ディ・ポレンタ」。これはモーレ・アントネリアーナを手掛けたアレッサンドロ・アントネッリ(Alessandro Antonelli)の手がけた建物のひとつで、まさに、うす~くスライスしたポレンタ(北イタリア名物のひとつ)のような見た目が特徴的な建物です。モーレ・アントネリアーナから500メートルほどの所にあるので、時間がある方は是非立ち寄ってみて下さい。

モーレ・アントネリアーナ観光での注意点 押さえておくべき事項3選

モーレ・アントネリアーナ観光での注意点
  1. 展望台は先手必勝。
  2. ふもとはスリ多発エリアです。
  3. 博物館とのセットチケットもあります。

モーレ・アントネリアーナの展望台は、一度にエレベーターに乗れる人の人数に限りがあるため、ツアー客が動き出す時間帯になると一気に混み合います。出来たら午前中(朝イチ)が◎ふもとは観光客を狙ったスリがたくさんいるので注意して向かいましょう。チケットはいくつか種類があるので、予定やご予算にあわせて選び分けることが出来ます。

まとめ

トリノ市内にたくさんある世界遺産たちと比べると、どうしても歴史が浅く(といっても1800年代の建造物です!)遠くから眺めるだけになってしまうモーレ・アントネリアーナ。ですが、特に展望室からの風景などは語学がわからなくとも感覚的に楽しむことが出来るのでオススメです。1階のお土産コーナーもトリノらしいアイテム、映画にまつわるアイテムがたくさん置いてあって◎是非足を延ばしてみてください。

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