ナポリいちロマンチック!「サンタ・ルチア」見逃せないポイントとは
サンタ・ルチアに行ってきました!
音楽の授業で耳にした「サンタ・ルチア」という言葉。名前を口にするだけで、なんとなく幸せになれる、憧れの聖地へ行ってきました!ここではサンタ・ルチア観光がもっと楽しくなる、とっておき情報をご紹介します。
サンタ・ルチアとは?絶対行くべき理由ベスト3
- イタリアきっての、デートスポットである点
- 市内でも比較的治安が良い点
- 季節や時間を問わず楽しめる観光地である点
民謡のタイトルとしても有名な「サンタ・ルチア(サンタ・ルチア地区/サンタ・ルチア港)」は、ナポリ市内で最も風光明媚な場所のひとつ。海沿いに広がるプロムナードは、いつ行っても世界中の恋人たちで溢れています。ナポリ市内は治安があまり良くないため、街ブラ(特に夕方~夜)は強くオススメできないのですが、サンタ・ルチアであれば、短時間であれば街歩き出来る点も◎四季折々の楽しみ方が出来る点も大きな特長です。
サンタ・ルチア観光 押さえておくべき魅力とは?
海沿いに広がるプロムナード
サンタ・ルチアはイタリアでは「Borgo Santa Lucia(ボルゴ・サンタ・ルチア/”サンタ・ルチア地区”の意)」や、単に「Santa Lucia(サンタ・ルチア)」と呼ばれています。「サンタ」は「聖」を意味するイタリア語。「聖ルチア」という女性の聖人にちなんで名付けられたエリア一帯は、柔らかな曲線美の美しいプロムナードが名物のひとつです。ナザリオ・サウロ通り(Via Nazario Sauro)からパルテノペ通り(Via Partenope)にかけての道が特にオススメ。是非散策してみてください。
海の向こうに見えるヴェスヴィオ山
「ヴェスヴィオ山(Vesuvio)」はナポリ市内から約9キロ離れた所にそびえる活火山。サンタ・ルチアから望む、ヴェスヴィオ山と海との風景が、鹿児島市の桜島の風景と似ていることから、鹿児島市は古くより「東洋のナポリ」と呼ばれています。いざ目の前にすると…なるほど!確かにソックリ!鹿児島にゆかりのある方は是非、両者の風景の違いを確かめてみてください。
卵城の絶景を独り占め♪
「卵城(Castel dell’Ovo)」はサンタ・ルチアの海の上に、まるで浮かぶように建てられたお城。頑丈な石造りの城は、灰色っぽい質素な外観ではありますが、逆にそれがサンタ・ルチアの青い海によく映え、絶妙なコントラストを生み出しています。晴れた日のサンタ・ルチアの青空と、卵城のコントラストは最高!お城へも無料で入ることが出来ますので、是非遠景・近景、色々な角度からのサンタ・ルチアをお楽しみください。
海沿いのプロムナードを飾るモニュメントたち
サンタ・ルチアのプロムナードには、美しい彫刻がたくさん設置されています。特にオススメなのは「「巨人の噴水(Fontana del Gigante/フォンターナ・デル・ジガンテ)」。噴水…というより、一見門のように見える大作は、17世紀にこの地に移設されたものです。異国情緒満点の真っ白な門と、その先に広がる海とのコントラストは最高!是非晴れた日の昼間に、観に行ってみてください。
夕方~夜にだけ味わえる絶景
サンタ・ルチアは新婚旅行、デートスポットとしても人気の場所。特に夕方頃遊びに行くと、フォトウェディングをしているご夫婦や、まさにデート真っ最中のカップルと何回もすれ違います。普段、日本で街中に住んでいる方は、そもそもゆっくりと日の入りの時間を楽しむ機会もなかなかないハズ…。旅行中はゆっくり暮れ行くナポリの空を、サンタ・ルチアでたっぷりとご鑑賞ください。
サンタ・ルチア 行ったら是非食べてほしい逸品
Scialatielli
「シャラテッリ(シャラティエッリ)」はナポリ周辺で食べられているご当地パスタ。太め、硬めのパスタは、噛みごたえがあり、一皿食べるとかなり満腹感があります。魚介類との組み合わせが定番。現地では「Scialatielli allo scoglio(シャラテッリ・アッロ・スコーリオ)」や「Scialatielli ai frutti di mare(シャラテッリ・アイ・フルッティ・ディ・マーレ)」と言う名前でメニュー表に乗っていますので是非チェックしてみてください。
サンタ・ルチア ワンポイントアドバイス
「ナポリは英語だと”ネイプル”」
日本ではイタリアの地名はイタリア語版を踏襲しているコトが多いです。しかし、いざイタリアへ行くと、現地では観光客向けにはたいてい英語版を使っています。英語版の地名はイタリア語と異なるものが多く「ナポリ(Napoli)」も英語では「ネイプル(Naples)」。必要なものを中心に、頭の片隅に入れておきましょう。
サンタ・ルチア観光での注意点 押さえておくべき事項3選
- 夏は直射日光にご注意。
- 観光は明るいウチに済ませましょう。
- サンタ・ルチアまではタクシーでいくのもアリ。
サンタ・ルチア周辺は少しの時間、陽を浴びただけであっという間に日焼けします。直射日光にはご注意を。また、凶悪犯罪は少ないものの、観光客を狙った軽犯罪は、毎日起こっています。少しでも不安があれば、現地まではタクシーで移動するのもアリ。サンタ・ルチア到着後も、注意しながらの観光を心がけましょう。
まとめ
世界中の人が憧れるサンタ・ルチアの絶景。現地では、様々な国の言葉で「キレイ!」という語が飛び交い、エリア全体が幸福感に満ちています。カップルやファミリーの多いスポットではありますが、もちろん一人旅で来ている人もたくさんいます。同じ景色を見て、感動すれば心の距離が一気に縮まるハズ!旅先での新しい友情が芽生えるかも!?是非サンタ・ルチアに遊びに行ってみてください。
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