いまにも倒れそう!?「ボローニャの斜塔」の魅力を徹底解説
ボローニャの斜塔に行ってきました!
駅のポスターで見つけて、思わず行きたい衝動に駆られてしまった「ボローニャの斜塔」。行ってみたら想像以上に「斜め」っていました!現地より詳しく魅力をご紹介します♡
ボローニャの斜塔とは?絶対行くべき理由ベスト3
- ボローニャのまちのシンボルである点。
- 塔の上にあがることが出来る点。
- 塔から見た街並みも最高に美しい点。
「ボローニャの斜塔」はイタリア語で「Torri di Bologna(トッリ・ディ・ボローニャ)」や「Due torri(ドゥエ・トッリ/2つの塔)」といいます。ボローニャの街のシンボルとして、観光ポスターやガイドブックなどでひっぱりだこの人気スポット。「アシネッリの塔」と「ガリセンダの塔」の2つから構成されていて、アシネッリの塔には上ることもできます。上からのパノラマも大変綺麗!見逃せません!
ボローニャの斜塔観光 押さえておくべき魅力とは?
塔その1~アシネッリの塔~
アシネッリの塔(Torre degli Asinelli/トッレ・デッリ・アシネッリ)は、アシネッリ家の命によって、12世紀に造られました。高さは約100メートルあり、現在まで一度も倒れていないというのだから驚きを隠せません。今でこそかなり目立つ建物ですが、建てられた当時は、ボローニャ市内にはたくさんの塔が、にょきにょき建っていたのだそう。防衛目的であることはもちろん、高い塔を建てることで、貴族たちがそれぞれの権力を示していたとも言われています。
塔その2~ガリゼンタの塔~
「ガリセンダの塔(Torre della Garisenda/トッレ・デッラ・ガリセンダ)」は、ガリセンダ家の命によってアシネッリの塔とほぼ同時期に造られました。現在の塔の高さは約46メートルですが、もともとは約60メートルあったそうです。こちらもこれまで倒壊したことはないのですが、地盤沈下につき、安全面への配慮から、上の部分が1360年に切断されました。アシネッリの塔より、さらに傾いている点がポイント★
塔が1つに見える!?~撮影スポットその1~
さて、現地についてから、ほとんどの人が頭を悩ませるのが「どこから塔を撮影すべきか」ということです。傾いているさまをしっかり収めたい方は、塔の目の前から撮影するのが◎ですが「Via Rizzoli (リッツォーリ通り)」からの撮影も、一風変わっていて面白いですよ!なんとここから撮影するとアシネッリの塔だけ写真にキレイに収めることができます。
塔と塔の間からパチリ~撮影スポットその2~
空が晴れていたら是非試して欲しいのが、2つの塔の間からのショット。スマホを地面に置いて、セルフタイマーを使って撮影すると、2つの塔のスケール感が伝わるショットを撮ることができます。塔は夜になるとライトアップされるので、夕方以降の撮影もオススメ。特にクリスマスやお正月といったイベント時には、ピンクや青、イタリアの三色旗の色にライトアップされたレア度の高い塔を撮影することができます。
塔の上からの絶景
日本でいう平安時代に建てられた、ボローニャの斜塔。なんと高い方のアシネッリの塔へは、いまでも5ユーロで上にあがることが出来ます。約900年も前に建てられた塔に上るなんて、かなりドキドキしてしまいますが、せっかくのチャンス!是非時間があれば上ってみてください。写真は上からの絶景。観光客で賑わうふもととは打って変わって、解放感抜群で、心地よい風をたくさん浴びることができました。
ボローニャの斜塔で見つけたグルメ 近くまで行ったら是非食べてほしい逸品
ミートソース(ボロネーゼ)
ボローニャといえばボロネーゼソース(ミートソース)のふるさと。斜塔のふもとは街一番の繁華街で、レストランの密集地帯なので、あちこちでボロネーゼを食べてる人をみかけます。どこで食べても美味しいので、ビビっときたお店があれば、迷わず入店しましょう!ちなみにボロネーゼはイタリア語では「Ragù alla bolognese(ラグー・アッラ・ボロネーゼ)」。頭の片隅に入れておいてください♪
ボローニャの斜塔観光 ワンポイントアドバイス
「斜塔に上りたい方は予約をしておきましょう」
ボローニャの斜塔の高い方の塔(アシネッリの塔)は上に上ることができます。但し予約マスト!公式HPからチケットを手配できますので、興味がある方は早速チェックしてみてください。インターネットでのやりとりに不安がある方は、現地観光案内所”Bologna Welcome”でも購入可能です。
ボローニャの斜塔観光での注意点 押さえておくべき事項3選
- 上れる塔は「アシネッリの塔」だけです。
- 塔は階段でのみ、上がることができます。
- 塔にあがるには予約が必要です。
塔の上に上がりたい方は、事前にちょっとした準備が必要です。具体的には、「入場予約」そして「体力温存!」。塔は498段の階段でのみ上がることが可能。普段運動をしている人でも、時差ボケや街歩きなどで意外にも現地では体力を消耗しているハズなので、上る前には何か食べて飲んで、しっかり体力をつけておきましょう。
まとめ
ポスターで見つけて以来、ずっと気になった「ボローニャの斜塔」。いざ目の前で見ると、想像以上に2つとも傾いていて、とても驚きました。イタリアの斜塔は「ピサの斜塔」だけじゃなかった…。まだまだイタリアには隠れた魅力がたくさんあると、痛感しました。ボローニャはイタリアのちょうど真ん中あたりに位置しており、様々な都市から便利に行くことができます。興味のある方は是非足を運んでみてください!
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