ローマの丘に咲く花、サン・グレゴリオ・アル・チェリオ聖堂

ローマの丘に咲く花、サン・グレゴリオ・アル・チェリオ聖堂|イタリア観光ガイド

サン・グレゴリオ・アル・チェリオ聖堂に行ってきました!

サン・グレゴリオ・アル・チェリオ聖堂はローマにある七つの丘の中のひとつ、チェリオの丘にある聖堂です。緑豊かな此の地に咲く、美しい聖堂の魅力をたっぷりとご紹介します!

サン・グレゴリオ・アル・チェリオ聖堂とは?行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. チルコ・マッシモ駅からすぐの好立地である点。
  2. 木々や花々が咲き誇る美しい小道の先に建つ美しい姿を望める点。
  3. 華やかな絵画や彫刻作品を存分に鑑賞できる点。

「サン・グレゴリオ・アル・チェリオ聖堂(Chiesa di San Gregorio al Celio/キエーザ・ディ・サン・グレゴリオ・アル・チェリオ)」はチェリオ地区にある聖グレゴリウス、およびイエスさまの使徒アンデレに捧げられた聖堂です。駅から続く可愛らしい細道の先に鎮座する真っ白な外観は、一目惚れ間違いなし。中にも優雅な世界が広がっています。

サン・グレゴリオ・アル・チェリオ聖堂 押さえておくべき魅力とは?

小道の先に咲く「外観」

地下鉄B線のチルコ・マッシモ (Circo Massimo) 駅を降り、緑豊かな小道、サン・グレゴリオ(Salita di san gregorio)を進むとまもなく見えてくる真っ白な外観。階段の先にそびえる白の聖堂は、ローマの真っ青な空がとてもよく似合います。外観は1633年にジョヴァンニ・バッティスタ・ソリア(Giovanni Battista Soria)が整えたもの。まずは、通り沿いから階段越しに全体像を撮影しておきましょう!

中庭の「墓標」

建物をよく見ると1階部分は直接館内にはつながっておらず、トンネルのような通路になっていることがわかります。進むとそこには美しい中庭(前庭)。ひさしの下に飾られた芸術作品たちの中で、ちょっとした人気スポットがこちらの「インペリア・コニャーティ(Imperia Cognati)の墓標」です。インペリアは日本の”花魁”のような存在。その美貌やドラマティックな人生も相まって、歴史上の偉人ではないものの、イタリア人の中で根強い人気があります。

中央祭壇の「聖グレゴリウス」

中庭の先の入口から館内に入ると、中央祭壇に聖堂のシンボル、聖グレゴリウス(サン・グレゴリオ)の姿が。アントニオ・バレストラ(Antonio Balestra)が描いた一枚で、天井にもほぼ同年に描かれた聖グレゴリウスの姿を望むことが出来ます(プラチド・コスタンツィ/Placido Costanzi作)。天井画の方がやや明るい雰囲気。一方、中央祭壇の方は威厳を感じられる一枚となっております。

聖グレゴリウスの「椅子」

館内右手には聖グレゴリウスの礼拝堂(Cappella di San Gregorio)があり、こちらにも大きな聖グレゴリウスの肖像画(冒頭の写真ご参照)があります。加え、興味深いのが、聖グレゴリウスが在位中(590年~604年)に座っていたという、大理石の椅子。くるっと後ろに回ると、背もたれの位置に、美しい聖グレゴリウスの彫刻があしらわれています。

「サルヴィアティ家の礼拝堂」

礼拝堂の中で、もう一つ是非立ち寄っていただきたいのが、館内左手奥にある「サルヴィアティ家の礼拝堂(Cappella Salviati)」です。ここはローマの有名芸術家、カルロ・マデルノ(Carlo Maderno)が制作に携わったことで有名。ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチ(Giovanni Battista Ricci)による、天国の様子を描いた華やかな天井画も圧巻です。

サン・グレゴリオ・アル・チェリオ聖堂 是非食べてほしい逸品

Pollo alla Romana

「ポッロ・アッラ・ロマーナ」は”ローマ風鶏肉”という意味の郷土料理。骨付きの鶏もも肉(もちろん他の部位でも可)に、くし形切りのパプリカ(赤・黄)、玉ねぎを加え、トマトソースで煮込んだら完成です。イタリアではパプリカ、玉ねぎ、トマトソースは一年中どこのスーパーでも手に入る上に、びっくりするほど安い!(そして美味しい!)。レストランでもリーズナブルな価格で山盛り出してもらえるので、是非チェックしてみてください。

サン・グレゴリオ・アル・チェリオ聖堂ワンポイントアドバイス

「名前が2つある!?」
サン・グレゴリオ・アル・チェリオ聖堂は「Chiesa di san Gregorio Magno al Celio(キエーザ・ディ・サン・グレゴリオ・マーニョ・アル・チェリオ)」とも呼ばれています。”San Gregorio Magno(サン・グレゴリオ・マーニョ)”も、聖グレゴリウスを表す呼び名のひとつ。同名の聖人が多い為、イタリアでは”San Gregorio Magno(偉大なる聖グレゴリウス)”とも呼ばれます。

サン・グレゴリオ・アル・チェリオ聖堂観光での注意点

サン・グレゴリオ・アル・チェリオ聖堂観光での注意点
  1. 毎日9時から13時、15時半から19時迄開いています。
  2. 入場無料です。
  3. 聖堂のイタリア語名を控えておくと安心です。

ガイドブックによっては「(チェリオの)サン・グレゴリオ・マーニョ教会」や「サン・グレゴリオ・マグノ・アル・チェリオ教会」とも呼ばれていますので、イタリア語名も控えておくと安心です。

まとめ

なお、サン・グレゴリオ・アル・チェリオ聖堂のすぐ左手には小礼拝堂(Oratorio/オラトリオ)が3つ、併設されています。いずれも門が開いていれば見学可能ですので、時間がある方は是非見学してみてください。イタリアの歴史や宗教文化にあまり馴染みがない方でも、純粋な美しさを楽しめる、サン・グレゴリオ・アル・チェリオ聖堂。オススメです!

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