全部が必見。フィレンツェ、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会

全部が必見。フィレンツェ、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会|イタリア観光ガイド

サンタ・マリア・デル・カルミネ教会に行ってきました!

フィレンツェの「サンタ・マリア・デル・カルミネ教会」。館内にある「ブランカッチ礼拝堂」が特に有名ですが、今回はそれ以外(教会本体等)の見どころにスポットを当ててみたいと思います。

サンタ・マリア・デル・カルミネ教会とは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. 広大な広場、館内でのんびり教会を味わえる点。
  2. 美しい天井画を楽しめる点。
  3. ユニークな5つの礼拝堂を見学出来る点。

「サンタ・マリア・デル・カルミネ教会(Chiesa di Santa Maria del Carmine/キエーザ・ディ・サンタ・マリア・デル・カルミネ)」はサンタ・マリア・ノヴェッラ駅から15分ほど歩いたところにある教会。ブランカッチ家の礼拝堂を彩る絵画たちが、ルネサンス文化を形作った貴重な作品として取り上げられることが多いですが、それ以外の箇所にも、感動必至の見どころがたくさん存在します。

サンタ・マリア・デル・カルミネ教会 押さえておくべき魅力とは?

カルミネ広場からの景色

サンタ・マリア・デル・カルミネ教会が立つ「カルミネ広場(Piazza del Carmine)」。1268年に教会が出来た後、教徒たちが大勢集まって説教を聴ける場を整えるべく、1330年に広場がつくられました。フィレンツェ中心部に比べて、川向こうにあたる周辺一帯は、空が広くて、観光客も少ない!まずは、すがすがしさ満点の広場から、教会全体の雰囲気をお楽しみください。

つくりかけの外観

大広場の奥に鎮座するサンタ・マリア・デル・カルミネ教会は、ビスケットのような荒い外壁がなんとも奇妙な雰囲気です。1268年に整えられた教会はその後、1771年に発生した大火災の影響で大きなダメージを受けたため、1775年から1782年にかけて多くの部分が再建されました。残念ながら正面口はその時も完成に至らず…ご覧のように、いまだ未完成となっております。

メインフロアの天井画

中に入ると天井が高く、白基調の内装がさらに空間全体を広く感じさせてくれます。なんとも優雅で、まるで宮殿のようなメインフロア。教会に来る人の多くはブランカッチ礼拝堂が目的ゆえ、それ以外の場所は人も少なく、のんびりと楽しむことが出来ますよ。華やかな天井画はジュゼッペ・ロメイ(Giuseppe Romei)が大火の後の修繕時に描いたもの。淡い色彩が優しい気持ちにさせてくれます。

入り口後ろのステンドグラス

外からは全く想像がつきませんが、正面口にあしらわれた長方形の窓は、中からみるとこんな素敵なステンドグラスになっています。聖母子たちの下にはフィレンツェの街並み。ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フォーレ聖堂)のクーポラや、ジョットの鐘楼など、現在と変わらない風景にただただ驚かされます。フレーム上部にあしらわれた天使像や、その上の天井のだまし絵も必見。

左右に並ぶ礼拝堂たち

教会の左右には、祭壇付きの立派な礼拝堂が5つ設置されています。有名絵画が並ぶ、ブランカッチ礼拝堂ばかりがフィーチャーされがちですが、それ以外の礼拝堂も見逃せませんよ。写真はコルシーニ家の礼拝堂。ローマにあるコルシーニ宮殿(国立古典絵画館)のオーナーとしても知られる彼らはもともとフィレンツェ出身で、礼拝堂の装飾からは、当時から絶大な権力を持っていた事がひしひしと伝わります。

サンタ・マリア・デル・カルミネ教会 是非食べてほしい逸品

Coniglio alla cacciatora

「コニッリョ・アッラ・カッチャトーラ」は「ウサギの猟師風」という意味のお料理。ウサギのトマト煮のような食べ物で、フィレンツェのあるトスカーナ州ではよく目にします。私たち日本人にはやや(結構!?)抵抗がありますが、イタリアではウサギはよく食べられます。私も積極的には選ばないですが、出されると普通に食べる&特にクセのあるものではない(鶏肉のようなお味です)ので、ご興味がある方は是非チャレンジしてみてください。

サンタ・マリア・デル・カルミネ教会ワンポイントアドバイス

「オンニサンティ教会」
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からサンタ・マリア・デル・カルミネ教会へ向かう途中にある「オンニサンティ教会(Chiesa di San Salvatore in Ognissanti)」。「春」や「ヴィーナス誕生」などを描いた、ボッティチェリの墓があることで知られるフィレンツェの観光スポットですが、ここにもジュゼッペ・ロメイ(Giuseppe Romei)による美しい天井画があります。入場無料ですので、是非時間があれば、立ち寄ってみて下さい。

サンタ・マリア・デル・カルミネ教会での注意点

サンタ・マリア・デル・カルミネ教会での注意点
  1. 平日は10時から17時迄開いています(火曜休み)。
  2. 日曜祝日は13時から17時迄開いています。
  3. ブランカッチ礼拝堂は有料ゾーンです。

ブランカッチ礼拝堂のみ入場チケットが必要ですのでご注意ください(大人6ユーロ)。また、元旦、1月7日、復活祭、7月16日、8月15日、クリスマスはお休みとなります。

まとめ

「ルネサンス文化のはじまりの場所」として有名な、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会内に設けられたブランカッチ礼拝堂。ルネサンス文化のエッセンスとなるものを多く生み出した場所ゆえ、とても有名ですが、それ以外の礼拝堂やメインフロアにも見どころがたくさんあります(今回ご紹介できませんでしたが、中庭もオススメです)。是非美しい歴史的風景に会いに行ってみてください。

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