礼拝堂が魅力!ミラノ、サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会

礼拝堂が魅力!ミラノ、サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会|イタリア観光ガイド

サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会に行ってきました!

イタリアが誇る世界的観光地ミラノ。街の中心部にあるサン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会は、ショッピングストリート沿いにあるアクセス抜群の教会です。魅力をたっぷりとご紹介します★

サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会とは?絶対行くべき理由

おすすめのポイント
  1. 繁華街にあって迷わずアクセスできる点。
  2. 美しい祭壇が見学できる点。
  3. ショッピングとセットで楽しめる点。

「サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会(Chiesa di San Giorgio al Palazzo/キエーザ・ディ・サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ)」はミラノの人気ショッピングエリア、トリノ通り(Via Torino)沿いにある教会です。一見イタリアによくありそうな普通の教会なのですが、館内に入ると、丸天井や礼拝堂の美しさに唖然。ショッピングついでに観光出来る点も魅力です。

サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会 押さえておくべき魅力とは?

トリノ通り沿いの「外観」

サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会のトレードマークは、教会の上に並ぶ3体の彫像です。真ん中は教会のシンボルである聖ゲオルギオス(サン・ジョルジョ)。その両側には、美しい天使が並んでいます。小さな三角形をしたサン・ジョルジョ広場に佇む教会。イマドキのお店が連なる大通りに突如現れる外観は、イタリアらしくて、なんだかグッとくるものがあります。

中も外も美しい「クーポラ」

通り沿いから教会を見ると、ちょこんと可愛らしいクーポラ(丸屋根)があることがわかります。こちらは、アルフォンソ・パロッケッティ(Alfonso Parrocchetti)が手掛けたもの。19世紀前半からスタートした本教会の大修復の際に内部が生まれ変わったことを受け、1899年に鐘楼(鐘つき堂)とあわせて設置されました。(ゆえに、昔の教会の絵にはこのクーポラは描かれていません!)

最大の見どころ「受難の礼拝堂」

館内で最も見るべき有名スポットが、ベルナルディーノ・ルイーニ(Bernardino Luini)の手がけた「受難の礼拝堂(Cappella della Passione/カペッラ・デッラ・パッシオーネ)」です。ヨーロッパの名だたる美術館に作品が展示されている有名画家のベルナルディーノ。本礼拝堂は1516年に手掛けられたもので、 キリストの受難にまつわる一連の物語が描かれています。

礼拝堂を彩る「名画たち」

”受難”の礼拝堂というだけあって、飾られている作品群はいずれもちょっと不気味で怖いものが中心…。しかし全体としては色鮮やかで見応えあり、惹きつけてやまないものがあります。写真は中央右手の”エッケ・ホモ (Ecce homo)”という作品。「この人を見よ」という意味のラテン語に由来する作品で、十字架にかけられる前のイエスさまを群衆に紹介するシーンが描かれています。

「サン・ジローラモ礼拝堂」

館内右手、一番手前にあるサン・ジローラモの礼拝堂も見逃せません。ミラノ出身の芸術家、ガウデンツィオ・フェラーリ(Gaudenzio Ferrari)が1545年に描いた聖ヒエロニムス(サン・ジローラモ)の躍動感あふれるドラマチックな絵画は必見。頭上を彩る、美しい装飾の施された真っ白なクーポラも見ているだけで清らかな気持ちになります。

サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会 是非食べてほしい逸品

Cioccolatitaliani

「チョコラーティタリアーニ」は映えるイタリアンジェラートの店として近年勢いを伸ばしているジェラート店です。聖火リレートーチのように縦になが~く盛られたジェラートは食べる前からテンション最高潮!街の普通のジェラート店と比べるとお値段お高め(涙)なのですが、思い出作りが出来ちゃう点を考えれば試してみる価値アリ☆場所はなんと、サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会の目の前です。

サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会ワンポイントアドバイス

「西側からのアクセスもおすすめ☆」
サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会のあるトリノ通りは、ミラノのドゥオーモ前から南西に向かって伸びる大通りです。多くの人はドゥオーモ観光の後、南西に向かって歩き始めると思うのですが、もし時間に余裕があれば、反対側から攻めるのもアリ◎通りの先にどーん!と正面口が現れるので、さらに教会を味わい尽くすことが出来ます。

サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会での注意点

サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会での注意点
  1. 月曜から土曜は8時半から12時、15時半から18時迄開いています。
  2. 日曜日は午後のみ開いています。
  3. 入場無料です。

サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会は入場無料。毎日開いていますが日曜日は午後の部(15時半から18時迄)のみとなりますので、週末にミラノ観光を予定している方はご注意ください。

まとめ

受難の礼拝堂が有名なサン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会。カトリックにまつわる作品ではありますが、内容はわからなくとも訴えかけるような強さがあります。周辺にはチョコラーティタリアーニだけでなく、今をときめくイタリアのブランドが大集結。プチプラなお店もたくさんあるので、是非そぞろ歩きしながらショッピングとセットで教会をお楽しみください。

 

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。