絵画館とセットで行きたい。ミラノ、サン・セポルクロ教会

絵画館とセットで行きたい。ミラノ、サン・セポルクロ教会|イタリア観光ガイド

サン・セポルクロ教会に行ってきました!

ミラノ中心部にある「サン・セポルクロ教会」。 アンブロジアーナ絵画館(Pinacoteca Ambrosiana)に行く予定の方は、是非セットで見学してほしい美しい教会の内部をレポートします。

サン・セポルクロ教会とは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. アンブロジアーナ絵画館のお隣にある教会である点。
  2. ちょっと珍しい彫刻作品を楽しめる点。
  3. 地下聖堂も見学出来る点。

「サン・セポルクロ教会(Chiesa di San Sepolcro/キエーザ・ディ・サン・セポルクロ)」は、ミラノのアンブロジアーナ絵画館のすぐ隣にある教会。教会自体もさることながら、地下聖堂(Cripta/クリプタ)を有料で見学出来ることでも知られており、子供から大人まで多くの人が足を運びます。教会の見学のみの場合は無料。街の中心部にありながら穏やかな空気が流れる館内は、他の教会ではあまり見られない貴重な作品を見学することも出来ます。

サン・セポルクロ教会 押さえておくべき魅力とは?

レンガづくりの外観

サン・セポルクロ教会の元となるものが創立されたのは1030年。その後、1099年にサン・セポルクロ(エルサレムにあるイエスさまのお墓,聖墳墓)を手に入れたことを記念し、名前も「サン・セポルクロ教会」となり、建物も大幅につくり替えられました。現在私たちが見ることの出来る姿は、1713年から1719年にかけて(正面口は19世紀の終わりに)改装されたものですが、教会の持つ長大な歴史に思いを馳せつつ、まずはじっくりと外観をご堪能ください。

うさぎの耳のような鐘楼

教会をよく見ると、うさぎの耳のような2つの双子の鐘楼があることに気付きます。これは元々12世紀に設置されたものだそう。長い間左右の高さは異なっていた(正面右の方が高かった)のですが、19世紀末から始まった外観の改修の際、右側の鐘楼を短くして左右の高さを揃えました。作業が実行されたのは1903年のため、19世紀に撮影された白黒写真では、高さの異なる鐘楼を持つ、昔のサン・セポルクロ教会の姿を見ることが出来ます。

聖遺物の有る、中央祭壇

館内では、まずは中央祭壇にご注目。14世紀前半頃に、腕利きの石工たちが多く暮らす都市、カンピョーネ・ディターリア(Campione d’Italia)の巨匠によってつくられた石棺があり、中には、エルサレムから運び込まれたエルサレムの土と、マグダラの聖マリアの髪の毛が収められていると言われています(マグダラの聖マリアは、新約聖書に登場する長い髪が特長の女性。ちなみに聖母マリアとは全くの別人物です)。

礼拝堂に並ぶユニークな彫像たち

こちらは祭壇横の礼拝堂の中にあるユニークな彫像たち。17世紀に陶器でつくられたもので、まるでお芝居を見ているかのような、ユニークなシチュエーションに釘付けになります。作品のテーマは「最後の晩餐」。ちょうどイエスさまが弟子たちの足を洗う場面を切り取ったもので、もう一つ別の礼拝堂でも、同じような彫像作品を楽しむことが出来ます。

イエスさまの処刑のシーンにまつわる彫刻作品

こちらがもう一方の礼拝堂の様子。中央でうなだれているのはご存知イエスさま。左側で大祭司(時の権力者)のカイアファから「お前は神の子か?」と尋問されています。反対側にはイエスさまの十二人の弟子のうちの一人、聖ペトロの姿も。恐怖のあまり、イエスのことを「知らない」と否定してしまう場面が描かれています。いずれも聖書の中に記されている出来事ですが、彫像になっていることで、普段カトリックに馴染みのない方でも感覚的に楽しめるとと思います。

サン・セポルクロ教会 是非食べてほしい逸品

Piz

「ピッツ」はサン・セポルクロ教会から歩いて3分程のところにあるピザ専門店。キース・ヘリングの絵が壁じゅうにびっしり描かれた、テンション高めのお店です。メニューは究極のピザ3本勝負(写真はハーフ&ハーフで注文しています)!いずれも10ユーロ以下で食べられて、すぐに出て来るので(もちろん絶品です)観光に時間を割きたいけれど、せっかくなので流行りのお店で食事をしたい!という方にもぴったりです。

サン・セポルクロ教会ワンポイントアドバイス

「地下聖堂が有名」
実はサン・セポルクロ教会は地下にも聖堂があり(「クリプタ」といいます)、約50年間の修復作業を経て、2016年から有料で見学出来るようになりました。チケットさえ買えば観光客でも気軽に足を運べる点が嬉しいところ。4世紀当時の床など、貴重な史跡を見学することが出来るので、もしご興味のある方はセットで訪ねてみてください。

サン・セポルクロ教会観光での注意点

サン・セポルクロ教会観光での注意点
  1. 月曜から金曜の10時から17時の間で見学可能です。
  2. 入場無料です。
  3. 地下聖堂は有料です。

サン・セポルクロ教会の見学可能時間は、月曜から金曜の10時から17時です。教会のみ見学する場合は入場無料。地下聖堂の見学を希望されている方は有料(8ユーロ)となります。

まとめ

なお、地下聖堂の見学チケットは、お隣にあるアンブロジアーナ絵画館とのセット券もあります(20ユーロ。単体で両者を買うより3ユーロお値引きされます)。地下聖堂の開館時間は、火曜から金曜の12時から18時、土日祝の10時から18時の間です(最終入場時刻は17時30分)。教会の見学可能時間と異なるので、他の旅程などと相談しながら、是非足を運んでみてください。

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