知られざる美の宝庫、ミラノ記念墓地のファメディオへ行ってみた!

知られざる美の宝庫、ミラノ記念墓地のファメディオへ行ってみた!|イタリア観光ガイド

ミラノ記念墓地(ファメディオ)に行ってきました!

「ミラノ記念墓地」は東京でいう青山霊園のようなところ。都心の広大な敷地の中に有名人たちのお墓が並んでおり、歴史好きにはたまらないスポットです。今回は広い敷地の中でも特に有名な「ファメディオ」という施設にスポットを当てて、ご紹介します。

ミラノ記念墓地(ファメディオ)とは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. 歴史ファン垂涎のスポットである点。
  2. アレッサンドロ・マンゾーニのお墓を見学出来る点。
  3. 屋内施設ゆえ、天気を気にせず楽しめる点。

「ミラノ記念墓地(Cimitero Monumentale di Milano/チミテロ・モヌメンターレ・ディ・ミラノ)」はミラノの街の中心部にある霊園。その中で入口付近に宮殿のように鎮座するファメディオ(Famedio)はミラノ記念墓地の象徴的存在です。霊園前に地下鉄駅があるのでアクセス抜群。屋根付きの施設なので、寒い冬や、荒天時のアクティビティとしてももってこいです。

ミラノ記念墓地(ファメディオ) 押さえておくべき魅力とは?

駅、目の前に広がる巨大建造物

まず、ミラノ記念墓地へは同名の地下鉄駅(Monumentale/モヌメンターレ)から向かいます。駅を降りるとそこはもう敷地の目の前。まるで宮殿と見紛うほどオーラ満点の巨大な「ファメディオ」という名の建屋が、私たちを出迎えてくれます。”名声の神殿”という言葉に由来するファメディオ。カルロマチアキーニ(Carlo Maciachini)が1863年に手掛けたもので、言わずもがな、彼の代表作のひとつです。

扉の上のモザイク画

ファメディオの目の前にある大階段を上がると、3つの扉が見えてきます。それぞれの扉の上にあしらわれたモザイク画が特徴的。ロドヴィーコ・ポリアギ(Lodovico Pogliaghi)によるもので、全て死者への弔いをテーマにした作品です。ロドヴィーコ・ポリアギといえば、ミラノではドゥオーモの扉の彫刻を手掛けたアーティストとしても有名。是非滞在中は彼の作品をたっぷりとお楽しみください。

左右に広がる廊下の美しさ

ファメディオの左右に広がる通路の中にも美の世界が広がっています。写真中央にあるのは、ジョヴァンニ・ストラッツァ(Giovanni Strazza)によるジュリオ・サルティ(Giulio Sarti)に捧げられたモニュメント。日本でも良く知られているような超が付くほどの有名人のモニュメントはないものの、手掛けたアーティストは著名な人ばかり。荒天時も見学しやすい場所ですので、是非お立ち寄りください。

青がきれいなクーポラ

館内に入ると、墓地…というより教会のような静謐な空間が広がっています(実際、最初は教会の目的で建物の制作が進められていました)。まず目に飛び込んでくるのが、真っ青な八角形のクーポラ(ドーム屋根)。青地によくみると星がちりばめられており、その穏やかな風景に、一瞬ここが墓地であることを忘れてしまいます。外観や側面の白基調の壁とのコントラストも大きな見どころです。

Tomba di Manzoni

ファメディオの中で最も重要なものは、アレッサンドロ・マンゾーニ(Alessandro Manzoni)のお墓(トンバ・ディ・マンゾーニ)です。アレッサンドロ・マンゾーニといえば、かつてイタリアの紙幣に肖像画が起用されていたほど偉大なる作家。亡くなったのは1873年5月22日ですが、そのちょうど10年後の1883年5月22日、没後10周年式典にて遺骸がこの地へ運ばれ、安置されました。

その他、偉人達のモニュメント

館内にあるのは、アレッサンドロ・マンゾーニの遺骸だけではありません。作曲家ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe verdi)など有名人の彫像や、名前が刻まれた碑が飾られており、歴史ファンにはたまらない空間となっております。写真はカルロ・カッターネオ(Carlo Cattaneo)の胸像。ミラノの5日間という、民衆蜂起の代表人物のひとりで、アレッサンドロ・マンゾーニの前に胸像が置かれています。

ミラノ記念墓地(ファメディオ) 是非食べてほしい逸品

Peperoni lombardi

「ペペローニ・ロンバルディ」は一言でいうと日本の獅子唐(ししとう)。しかし、獅子唐ほど辛みがなく、食べやすいです。そのままグリルして食べたり、ピザの具として登場することも。またお土産には白ワインビネガーに付け込んだ、ピクルスのような瓶詰(ソットアチェート/Sott’aceto)もオススメで、帰国後、日本でもイタリアの味を楽しむことが出来ます。

ミラノ記念墓地(ファメディオ)ワンポイントアドバイス

「ヴェルディのお墓は…ない!」
ファメディオの館内の壁には偉人たちの名が刻まれた石碑がたくさん飾られています。さすがにここに全員を埋葬することが出来ない為、外に埋葬され、石碑に名前だけ刻まれていることがしばしば。その中で、胸像まで設置されている作曲家のジュゼッペ・ヴェルディ!敷地内のどこかに当然眠っていることと思いきや…実は彼のお墓は本人たっての希望でヴェルディの家(Casa verdi)という市内の別の場所にあります。興味のある方はそちらへも足を運んでみてください。

ミラノ記念墓地(ファメディオ)観光での注意点

ミラノ記念墓地観光での注意点
  1. 火曜から日曜の8時から18時迄開いています。
  2. 月曜は開いていません。
  3. 入口は30分前に閉鎖されます。

ミラノ記念墓地は祝日も含め、火曜から日曜まで毎日開いており、入場無料です(但し祝日は開館時間が変則的になることがあります)。入口は30分前に閉まってしまうので中に入りたい方はご注意ください。

まとめ

「せっかく憧れのミラノに来たのに、墓地めぐり~!?」と思われるかもしれませんが、ミラノ記念墓地(ファメディオ)は、重い雰囲気がなく、どちらかというと観光地らしい雰囲気の方が強いです。館内には墓地にまつわる敷地案内図や説明版などもたくさんあるので、巡りやすい!観光客もたくさんおり、写真撮影も自由に行うことが出来るので、お気に入りの偉人が眠っている!という方は、是非聖地巡礼にいらしてください。

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