ピエモンテ州の世界遺産、ポッレンツォ城に行ってきました!

ピエモンテ州の世界遺産、ポッレンツォ城に行ってきました!|イタリア観光ガイド

ポッレンツォ城に行ってきました!

北イタリアピエモンテ州にある美食の都市ブラ(Bra)。ここから10キロほどの所にある街ポッレンツォ(ポレンツォ)には、イタリアが誇る世界遺産のひとつが潜んでいるのです!

ポッレンツォ城とは?絶対行くべき理由

おすすめのポイント
  1. イタリアの世界遺産を見学できる点。
  2. サヴォイア王家の歴史に触れられる点。
  3. イタリア発祥の「スローフード」文化について理解を深められる点。

「ポッレンツォ城(Castello di Pollenzo/カステッロ・ディ・ポッレンツォ)」は、ピエモンテ州クーネオにある集落、ポッレンツォ(Pollenzo)にある古城です。フランスにルーツを持つトリノの王族「サヴォイア家」の住まいの一つとして1997年には念願の世界遺産入りを果たし、さらに多くの人々がこの小さな集落を訪ねるようになりました。

ポッレンツォ城 押さえておくべき魅力とは?

イタリア世界遺産のひとつ

ポッレンツォ城は12~13世紀頃からあった中世のお城を1832年から1847年にかけて時の権力者、カルロ・アルベルト・アメデーオ・ディ・サヴォイア(Carlo Alberto Amedeo di Savoia)が改修したことで、現在の姿へと生まれ変わりました。サヴォイア王家の住居として使用されていたことがきっかけで、1997年には念願の「サヴォイア家の所有する王宮群」として世界遺産へ仲間入り!世界遺産巡りを楽しみの1つにされている方には見逃せないスポットです。

とにかく広大な敷地

ポッレンツォ城は、現在主に「食科学大学(Università degli Studi di Scienze Gastronomiche)」「ホテル」「ワインにまつわる博物館(Banca del vino)」といった用途で利用されています。食科学大学はイタリアのみならず世界的にも有名な大学の1つ。イタリア発祥の「スローフード運動(普段口にする食べ物を見直すことで、生活を豊かかにしようとする運動)」を推進するスローフード協会が設立に携わっており、日本から留学にやってくる学生も少なくありません。

中庭から見たポッレンツォ城の様子

こちらは中庭からみたポッレンツォ城の様子。建築を担当したのは、当時サヴォイア家のお抱え建築家だったエルネスト・メラーノ(Ernesto Melano)。装飾にはペラジオ・パラジ(Pelagio Palagi)、中庭にはグザヴィエ・クルテン(Xavier Kurten)といった、これまたサヴォイア家御用達の芸術家たちが招集され、現在のような、角度によって味わいの異なる、華やかな建築物へと整えられました。

城を彩る塔たち

ポッレンツォ城は所々にアクセントとなる見張り塔のようなものが設置されています。写真はヴィットーリオ・エマヌエーレ二世広場(Piazza Vittorio Emanuele II)にそびえる塔。この塔はカルロ・アルベルトの時代に造られたものですが、南東側に視線を送ると、高さ約46メートルの中世時代に造られた円筒形の塔の姿も望むことができます。

Chiesa di san Vittore

前項でご紹介した塔の目の前には、付属施設である「サン・ヴィットーレ教会(キエーザ・ディ・サン・ヴィットーレ)」の姿も望むことが出来ます。1840年にエルネスト・メラーノによって建てられたもの。館内では、カルロ・ベッロシオ(Carlo Bellosio)が描いた教会のシンボル、聖ヴィットーレ(サン・ヴィットーレ)の殉教のシーンを描いた美しい祭壇画も楽しむことが出来ます。

サンタ・マリア・アル・カステッロ教会 是非食べてほしい逸品

Capunet

「カプネット」は、ポッレンツォのあるピエモンテ州でよく食べられているイタリア版のロールキャベツのコト。イタリアではちりめんキャベツ(サボイキャベツ)が市場に多く出回っているため、見た目はちょっと異なりますが、具や味付けは日本のロールキャベツそっくりで、ひき肉にチーズをたっぷり混ぜ込む点や、最後オーブンで焼くレシピが定番な点等が、主な違いです。

ポッレンツォ城 ワンポイントアドバイス

「近郊の世界遺産”ラッコニージ城”」
ポッレンツォ城と同じクーネオ地区のラッコニージという街には「ラッコニージ城(Castello Reale di Racconigi/カステッロ・レアーレ・ディ・ラッコニージ)」というお城があります。ここも世界遺産に認定されたサヴォイア家の王宮群のうちの1つ。ポッレンツォ城から約25キロほどの所にありますので、機会があれば是非セットで巡ってみてください。

ポッレンツォ城 での注意点

ポッレンツォ城での注意点
  1. 城内は現在ホテルや大学、レストラン等に利用されています。
  2. 屋外からのみ自由見学可能。月曜から金曜の8時から20時、土日の10時から20時迄開いています。
  3. 城(含 教会)の内部は、現在予約制での見学のみ受付中。

ポッレンツォ城は現在大学等に使用されているため、基本的に見学は”屋外からのみ”となります。但し館内の見学ツアーなども行っているので、ご興味のある方は現地にてお尋ねください。

まとめ

ポッレンツォ城を整えた王族、カルロ・アルベルトは農業を通じて、国の近代化を推し進めようとした人物。ゆえに、現在でもポッレンツォでは彼の思いを継いだお城の運営がなされています。敷地内にあるホテル(Albergo dell’Agenzia)やレストラン(Ristorante Garden)は私たち観光客でも利用可能。もしゆっくりとポッレンツォの街を堪能したい方は、是非チェックしてみてください。

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