イタリアと言えばコーヒーでしょ!トリノ、ラバッツァ博物館
ラバッツァ博物館に行ってきました!
サッカー、チョコレート…名物に事欠かない北イタリアの都市、トリノ。そんなトリノ街の中心部にあるコーヒーの博物館「ラバッツァ博物館」に行ってきました!実はコーヒーも有名なトリノ。見逃すワケには行きません。
ラバッツァ博物館とは?絶対行くべき理由ベスト3
- カッコイイ外観の本社ビルに潜入出来る点。
- イタリア人のコーヒー愛について感じることが出来る点。
- 最新テクノロジーを駆使した博物館である点。
「ラバッツァ博物館(Museo Lavazza/ムゼオ・ラバッツァ)」はトリノが生んだ、世界的コーヒーメーカー「ラバッツァ」の世界を楽しめる博物館。ラバッツァ本社内にあり、オシャレな空間の中で、楽しくコーヒーへの理解を深めることが出来ます。雨の日のアクティビティにももってこい。多少の語学力があった方が楽しめますが、言葉がわからなくとも、イタリア人のコーヒーへの熱い想いを、ひしひしと感じることが出来ます。
ラバッツァ博物館 押さえておくべき魅力とは?
かっこいい「外観」
ミラノに次ぐ経済都市トリノ。街中に繰り出すと、イタリアらしからぬ近代的なビルもちらほら見受けられます。その中で、特にカッコよくて目を引くのがラバッツァ博物館のあるラバッツァ本社ビル。まるで日本の新宿や丸の内にありそうな、ガラス張りのシャープな外観。ミラノ出身のアーティスト、チノ・ズッキ(Cino Zucchi)が手掛けた作品で、1400枚ある窓のウチの1200枚が異なる素材、サイズのもので出来ています。
感覚的に楽しめる「広告コーナー」
館内展示はイタリア語での説明が中心ですが(一部英語有)語学がわからなくとも、楽しめるものもたくさん!特に広告等にまつわる展示エリア「La Piazza(ラ・ピアッツァ)」は、オシャレで可愛い上に、なんとなく見覚えのあるものも…。「イタリア人が日本のカップラーメンミュージアムに来たら、きっと、こんな感じなんだろうなぁ」なんて、思わずしみじみしてしまうこと請け合いです。
展示エリアに導入された「最新テクノロジー」
展示物の中には体験型のものもあります。特に興味深かったのが、入口で渡される「Lavazza Cup(ラバッツァ・カップ)」を使った体験型展示。一見普通のエスプレッソ・カップなのですが、RFIDシステムが搭載されていて、決められた場所に置くと画面が動いたり、説明が始まったりするんです!こちらも、言葉はわからなくても楽しい!どこにシステムが搭載されているのか、展示物を思わずきょろきょろしてしまいました。
旅の思い出に!「写真撮影スポット」
展示コーナーの先にお目見えする「アトリエ・コーナー(L’atelier)」。ここでは巨大コーヒーカップ等の館内に設置されているオブジェたつと一緒に、可愛らしい写真が撮れるんです。先ほどご紹介したラバッツァ・カップを指定の場所に置いたら、見学終了後、伝えておいたメールアドレスを宛てに、デジタルデータを送ってもらうことも出来ますよ!旅の思い出づくりにぴったりの場所です。
コーヒーが学べるスポット「La Fabbrica」
「ラ・ファッブリカ」はコーヒーやラバッツァの歴史や文化が学べるアカデミックなスポット。見学エリアの最初の方にあるため、多くの人で賑わっています。コーヒーが出来るまでの長い道のりや、これからのコーヒーと私たちの有り方について知れば…「コーヒー飲みたい!」と誰もが思うことでしょう。ご安心ください★見学の終わりには、ちゃんと試飲コーナーもご用意されています。
ラバッツァ博物館 是非食べてほしい逸品
「San Tommaso 10」
「サン・トマッソ・ディエチ」は博物館から2キロ弱のところにラバッツァの経営するレストラン。トリノの街の中心部にあり、なんと、ラバッツァ創業の地でもあります。お店の名前は住所の名前でもあるので、道に迷ったら、店名を言えば大丈夫♪中はわりとしっかりしたレストランなので、多少ちゃんとした格好で行った方が無難です(カフェ利用のみならカジュアルな格好で問題ありません)。
ラバッツァ博物館ワンポイントアドバイス
「駅からは少し距離があります」
ラバッツァ博物館は周辺に電車の駅がありません。街の中心部(ちょうどサン・トマッソ・ディエチがある辺り)からも歩いて30分強かかるので必要に応じて、バスやタクシー等を利用しましょう。タクシー利用の際は必ず指定のタクシー乗り場から乗ることをお忘れなく!。駅前orトリノ王宮前からの乗車が便利です。
ラバッツァ博物館観光での注意点
- 多少語学力があるとさらに楽しめます。
- 月、火曜はお休みです。
- 開館時間は10時から18時です。
コーヒーにまつわる単語や、イタリア語or英語が多少わかると、より楽しめると思います。月曜、火曜はお休み。それ以外は毎日10時から18時まで開いています(入場料10ユーロ/人)。
まとめ
トリノの街の中心部を構成する世界遺産群とはまた趣の異なるラバッツァ博物館。お土産コーナーなども充実しているので、それらを見てまわるだけでも、一風変わったトリノ観光になると思います。冬の寒い日や悪天時のアクティビティスポットとしても大活躍。どこを写真に収めても絵になる、近代的でカッコイイラバッツァ博物館へ、是非足を延ばしてみてください。
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