アディジェ川沿いに佇む街のシンボル、ヴェローナのドゥオーモ
ヴェローナのドゥオーモに行ってきました!
ロミオとジュリエットの物語の舞台となった街でもあるヴェローナで、最も重要な教会「ドゥオーモ(ヴェローナ大聖堂)」。ここでは、愛に溢れる街のシンボルに、とことんスポットを当ててみたいと思います♪
ヴェローナのドゥオーモとは?絶対行くべき理由ベスト3
- 可愛らしく、ユニークな絵画・彫刻が多い点。
- 観光スポット密集地にあり好アクセスな点。
- 街で最も重要な教会(ドゥオーモ)である点。
ヴェローナのドゥオーモは正式名称を「Cattedrale di Santa Maria Assunta(カテドラーレ・ディ・サンタ・マリア・アッスンタ)」もしくは「Cattedrale di Santa Maria Matricolare(カテドラーレ・ディ・サンタ・マリア・マトリコラーレ)」といいます。通称は「ドゥオーモ・ディ・ヴェローナ(Duomo di Verona)」。アディジェ川からスグの所につくられた荘厳な教会は、いついっても神聖な雰囲気でいっぱい。好アクセスで、立ち寄りやすい点も魅力です。
ヴェローナのドゥオーモ 押さえておくべき魅力とは?
白色の上品な外観
ヴェローナのドゥオーモはもともとあった建物が地震で倒壊したことをきっかけに、12世紀にロマネスク様式で再建されたもの。具体的には1187年9月13日に奉献されました。三角屋根が連なるシンメトリーの外観は、無駄なものがなく洗練されていて素敵!正面から見るとわかりにくいですが、実は奥行がかなりある教会で、側面から見ると、茶色×白の縞模様が続いています。
Angelo Blu dell’Accoglienza
「おもてなしをする青の天使(アンジェロ・ブル・デッル・ァッコリエンザ)」はヴェローナのドゥオーモのちょっとしたマスコットキャラクター。2015年に教会の目の前に設置されました。手がけたのは、アルバーノ・ポーリ(Albano Poli)というヴェローナ出身のアーティスト。ブロンズでつくられた彫刻の美しさもさることながら、ネーミングセンスも抜群ですよね♪是非、時間があれば中に入る前に、2ショット写真をお撮りください。
外壁を飾る可愛らしい彫刻たち
ヴェローナのドゥオーモの誇る可愛らしい彫刻は、天使像だけではありません!外壁をよく見ると、窓の淵や扉の上などに、なんともいえない表情の可愛らしい彫刻が数多く見て取れます。ロマネスク様式は、土地によっても異なりますが、概してデフォルメされた可愛らしい彫刻作品が多いのが特徴。カトリック特有の生々しい作風がニガテな方でも、馴染みやすく、見ているだけでほっこりした気分になれると思います。
中央祭壇上の、ユニークな絵画
写真は中央祭壇上の半円形の天井部分に描かれたフレスコ画。絵画のメッセージはわからなくとも、独特の構図に、誰しも見入ってしまうこと請け合いです。作品は建築家であり画家のジュリオ・ロマーノ(Giulio Romano)の指示で描かれたもの。彼は面白い構図の作品をいくつも残していて、聖書のワンシーンをモチーフに描いた本作も興味深いもののひとつです。
左右に設置された個性豊かな礼拝堂
ヴェローナのドゥオーモは中に入ると長い奥行きの左右に、4つずつ美しい礼拝堂スペースが並んでいます。写真はヴェローナの貴族、マッフェイ家のための礼拝堂。マッフェイ家は街の中心部に豪華な住居、マッフェイ宮殿(Palazzo Maffei)を構えており、ヴェローナのドゥオーモから歩いて7~8分で行くことができます。中が博物館になっていて見学可能ですので、興味があれば是非セットで訪ねてみてください。
ヴェローナのドゥオーモ 是非食べてほしい逸品
Gnocchi di Patate
「ポテトニョッキ(ニョッキ・ディ・パターテ)」は通常のニョッキよりも、ちょっとだけじゃがいもの分量を多めにしてつくるニョッキ(ちなみにニョッキ自体は小麦粉×じゃがいもからつくります)。慣れれば家でも簡単に作れる、美味しくて楽しいメニューのひとつです。ヴェローナでは昔からニョッキは地元の人たちに愛されており、ニョッキにまつわるお祭りもあるほど!機会があれば是非召し上がってみてください。
ヴェローナのドゥオーモワンポイントアドバイス
「観光スポット割引エトセトラ」
イタリアの観光スポットにも割引制度がたくさんあります。たとえばヴェローナのドゥオーモは、65歳以上or学生は6ユーロで、街の中にある4つの重要な教会(含 ヴェローナのドゥオーモ)を巡れるセット券などが用意されています。学生さんは学生証があると何かとお得になる可能性有。是非旅行の際は持って行きましょう。(但し、無くしたり、盗まれないようご注意ください!)
ヴェローナのドゥオーモ観光での注意点
- イタリア語名も控えておきましょう。
- 入場料は3ユーロです。
- 最終入場可能時刻は閉館30分前です。
「ヴェローナのドゥオーモ」というのは通称です。万が一の場合に備え、正式名称とスペルも控えておきましょう。入場料有。最終入場可能時刻にもご留意ください。
まとめ
街の中心部がハートの形をしており、ロミオとジュリエットの物語の舞台になったともされるヴェローナ。街一番の教会、ヴェローナのドゥオーモは、いつ行っても、明るくハッピーな雰囲気に満ちていて、見学を終えると、なんとなく気持ちが軽くなったり、ホッとしたりします。ヴェローナの人たちとカトリックとの深く長い繋がりが見られる点も◎是非機会があれば、足を延ばしてみてください。
この記事へのコメントはありません。