カプリ島旅行をさらに盛り上げる、サンタ・ソフィア教会

カプリ島旅行をさらに盛り上げる、サンタ・ソフィア教会|イタリア観光ガイド

サンタ・ソフィア教会に行ってきました!

カプリ島を構成する2つの街「カプリ地区」「アナカプリ地区」のうち、後者の中心部にある「サンタ・ソフィア教会」。目の前の広場も含め、まさにカプリ島ならではの素敵な景色が広がっています。

サンタ・ソフィア教会とは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. アナカプリ地区の中心部にある教会である点。
  2. 目の前の広場も含め、南イタリアらしさ全開のスポットである点。
  3. 荒天時でも楽しめる観光スポットである点。

カプリ島にある「サンタ・ソフィア教会(Chiesa di Santa Sofia/キエーザ・ディ・サンタ・ソフィア)」は、アナカプリ地区(カプリ島に2つある街のうちの1つ)の中心部に位置する教会。マヨルカ焼きのタイルや、白い壁の外観が一年中、南イタリアムードを最高潮に盛り上げてくれる教会で、同エリアにある青の洞窟とのセットでの観光にもオススメの場所です。

サンタ・ソフィア教会 押さえておくべき魅力とは?

美しいディアス広場に立つ教会

ディアス広場に立つサンタ・ソフィア教会。教会はもちろん、このディアス広場自体も、とってもキュートで心を鷲掴みにされます。手入れされた鮮やかな色彩の花々。マヨルカ焼きのタイルがあしらわれた塀やベンチ。ご覧のように、教会の名前もカプリ島独特のフォントで書かれていて、とにかくここに立つだけで映画のヒロインになれますよ!ホリデーシーズンには大きなクリスマスツリーも設置され、より華やかさがパワーアップします。

聖ソフィアの粘土細工

ディアス広場をさらに盛り上げるのが教会の真っ白な外観。天気が良いとカプリ島の青い空とのコントラストが最高に綺麗です。教会が完成したのは1642年(ちなみに前項の写真の”1510年”は誤記。それゆえ、あえて写真に撮る観光客が大勢います)。現在のファサードは1765年に整えられました。扉の横には教会のシンボル、聖ソフィア(サンタ・ソフィア)の粘土細工もあります。是非チェックしてみてください。

ユニークな鐘楼

サンタ・ソフィア教会の正面左上には、ユニークな鐘楼も設置されています。フォトフレームのような平たい形。その中に3つの鐘と2つの時計が埋め込まれていて、見れば見るほど不思議な形をしています。2つの時計のウチの1つ(青の文字盤の方)は、1日を1~6までの数字を使って刻む、アナカプリの人たちのライフスタイルに合わせた独特のスタイル。3つの鐘はそれぞれ聖ソフィア、聖母マリア、聖エリヤという3人の聖人に捧げられています。

木製の彫像が並ぶ、右手の礼拝堂

館内も白壁の世界が広がっており、南イタリアムード満点!パイプオルガンが後ろを飾る中央祭壇は、17世紀につくられた木製の十字架が飾られており、その左右にはいくつかの礼拝堂が並んでいます。こちらは、館内右手にある、15世紀の木製のピエタ(イエスさまの処刑後のシーンをモチーフにした芸術作品)が置かれた礼拝堂。足元には横たわるイエスさまの像があり(人によってはちょっと不気味に感じるかもしれませんが)見ごたえのある礼拝堂となっております。

聖母マリアの作品が並ぶ、左手の礼拝堂

向かって左側の礼拝堂には聖母マリアにまつわる絵画が並んでいます。こちらはロザリオの聖母が飾られた礼拝堂。大理石の祭壇も見ごたえがあり、スグお隣の礼拝堂では、幼い聖母マリアとそのご両親である聖アンナ、聖ヨアキムが描かれた美しい絵画を楽しむことも出来ます。アナカプリの守護聖人、聖アントニオの礼拝堂があるのも左手。こちらもお見逃しなくどうぞ。

サンタ・ソフィア教会 是非食べてほしい逸品

Pezzogna

「ペッツォーニャ」はカプリ周辺でよく食べられている鯛のような白身魚。写真はフレッシュトマトと和えたパスタですが、その他にもアクアパッツァ(魚などの魚介類をトマトなどと一緒に白ワインで煮込んだ料理)や、レモン蒸しなどもよく見かけます。クセが無くて、暑い夏の日でもさっぱりと食べられるので、是非見かけたら食べてみてください。

サンタ・ソフィア教会ワンポイントアドバイス

「聖ソフィアとは」
教会のシンボルである「聖ソフィア」はローマ皇帝トラヤヌス(在位:98年~117年)頃に生きた女性で、名前の「ソフィア」には「知恵」「叡智」といった意味があります。トルコの首都、イスタンブールにある世界遺産「アヤソフィア」は「聖なる叡智」という意味のモスク。身近なところにあるカトリックに関連のある「ソフィア」という語のルーツを探ると、彼女との意外な接点が見つかるかもしれません。

サンタ・ソフィア教会観光での注意点

サンタ・ソフィア教会観光での注意点
  1. 夏季と冬季で営業時間が異なります。
  2. 入場無料です。
  3. 夏は直射日光にお気を付けください。

サンタ・ソフィア教会の開館時間は、平日(冬季)は7時半から18時迄、夏季は7時半から19時迄です。日曜祝日(冬季)は7時から10時、11時半から18時迄、夏季は7時から10時、11時半から19時迄となります。

まとめ

サンタ・ソフィア教会のあるアナカプリ地区は、ナポリからの船が到着するカプリ地区から徒歩やバスなどで簡単に行くことが出来ます。バスを利用する方は、1回2ユーロ。10~15分に1本ほどの間隔で朝6時台から夜21時台まで次々とやってくるので気軽に利用できますよ!利用者も多いので、迷わずに乗れるハズ。是非便利に利用して、島内散策をお楽しみください。

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