変わらない場所変わり続ける景色、フィレンツェ、共和国広場

変わらない場所変わり続ける景色、フィレンツェ、共和国広場|イタリア観光ガイド

共和国広場に行ってきました!

フィレンツェの共和国広場(レプッブリカ広場)は、イタリアやフィレンツェの歴史&魅力がぎゅーっと濃縮された場所。数奇な運命を辿った広場の現在の姿を、詳しくご紹介します。

共和国広場とは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. 街の中心部にある、華やかな広場である点。
  2. 四季を通じて様々な表情を見せてくれる点。
  3. 有名観光スポットからも近く、気軽に立ち寄ることが出来る点。

「共和国広場(Piazza della Repubblica/ピアッツァ・デッラ・レプブリカ)」はフィレンツェの街の中心部にある大きな広場。立派な凱旋門や豪華なメリーゴーランドなどがあり、一年を通じて、多くの人を魅了し続けています。フィレンツェ観光をする際は必ず通るであろう場所。ぜひ素通りせずに、これからご紹介する見所だけでもチェックしてみてください♪

共和国広場 押さえておくべき魅力とは?

Arcone

「アルコーネ」はいわゆるアーチ(門)のこと。共和国広場に到着すると、真っ先に目に留まる、まるで小学校や集合住宅のような、ド迫力スケールの立派な門です。手がけたのはヴィンチェンゾ・ミケーリ(Vincenzo Micheli)。完成したのは19世紀と比較的新しく、イタリアがひとつの国となり、フィレンツェが一時的に首都となったことを記念してつくられました。

Colonna dell’Abbondanza

「豊穣の円柱(コロンナ・デッル・ァッボンダンザ)」はアルコーネの前にある円柱。どうして「豊穣」かというと、かつて共和国広場が市場だったことに由来するそうです。加え、この柱の秘密はもうひとつあります!それは、フィレンツェのおへそ部分にあたる位置にあるということ。フィレンツェの中心に立ってみたい!という方は、行かないテはありません。

Antica Giostra Toscana

いまやアルコーネより、豊穣の円柱よりカメラに収められる機会の多い、共和国広場の人気者が「アンティカ・ジョストラ・トスカーナ」です。日本語にすると「トスカーナ州の古いメリーゴーランド」の意。特に大きな由来や深い歴史があるわけではないのですが、共和国広場を一年を通じて可愛らしく華やかに彩る存在として、日々大活躍しております。深夜まで営業しているので、夕景~夜景もオススメ。

老舗のレストラン・カフェ

共和国広場は時代毎に姿を変えつつ、いつも憩いの場としての役割を担ってきました。現在は周辺を取り囲むエレガントな老舗レストラン・カフェが名物。特に1896年創業の「Caffè Giubbe Rosse (カッフェ・ジュッベ・ロッセ)」1733年創業の「Caffè Gilli(カッフェ・ジッリ)」1846年創業の「Paszkowski(パスコフスキー)」が有名です。時間があれば立ち寄ってみてください。

高台から望む広場の全景

もしフィレンツェでドゥオーモのドーム屋根やジョットの鐘楼にのぼる機会があれば、ぜひ、高台からの共和国広場の全景もお楽しみください。約100メートル×約75メートルの大きな広場は、遠くからでもすぐにわかるほどのスケール!シニョリーア広場(Piazza della Signoria)等、フィレンツェを彩る、他の有名な広場との違いを比べてみるのも面白いです。

共和国広場 近くまで行ったら是非食べてほしい逸品

Rinascenteの屋上カフェ

共和国広場の前にある「リナシェンテ」。イタリアを代表する全国チェーンのデパートで、日本でいう伊勢丹や三越のような存在です。ここの屋上にあるテラスカフェが、共和国広場が一望出来て◎小休憩からちゃんとした食事までとることができ、使い勝手も抜群なので、是非覗いてみてください。街中の老舗カフェとは違い、どの店員さんも英語が通じるので、イタリア旅行が初めての方にも使いやすいと思います。

共和国広場 ワンポイントアドバイス

「イタリア、世界各地にある”共和国広場”」
「共和国広場」自体は、フィレンツェ以外のイタリアの都市、もっと言うと世界各地に存在します。代表的なのがローマの共和国広場やパリの共和国広場。もしイタリアやヨーロッパ各地を周遊予定の方は、行く先々で共和国広場がないかどうかチェックしてみてください。それぞれの違いを味わうのもオツなものです。

共和国広場観光での注意点 押さえておくべき事項3選

共和国広場観光での注意点
  1. 共和国広場の英語名は「Republic Square」
  2. フィレンツェの英語名は「Florence」
  3. 北イタリアのフィレンツェ、冬はとにかく防寒命です。

世界的有名観光地のフィレンツェでは、案内板や現地ガイドブックなどにはイタリア語だけでなく英語名が併記されていることが多いです。念のため英語名も頭の片隅に入れておくと◎また、街歩きの際、特に冬は想像以上に寒いです。しっかりと防寒対策をしていきましょう。

まとめ

四季を通じて美しい姿を見せてくれる共和国広場。個人的には12月上旬からスタートするホリデーシーズンのイルミネーションがオススメで、見る度に、平和に1年を終えられること、新しい年を迎えられることに、感謝の気持ちでいっぱいになります。もちろん、それ以外の季節もそれぞれ異なる魅力に満ちています!是非、遊びに行ってみてください。

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