偉人の家にお邪魔します!ジェノヴァ「コロンブスの家」レポート

偉人の家にお邪魔します!ジェノヴァ「コロンブスの家」レポート | イタリア観光ガイド

コロンブスの家に行ってきました!

リグーリア州にある海洋都市ジェノヴァは、コロンブスの生まれ故郷だとされており、市内にはコロンブスゆかりの地も数多くあります。ここではその中から「コロンブスの家」について、詳しくご紹介します。

コロンブスの家とは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. アクセス抜群な観光スポットである点
  2. 周辺は繁華街、他の観光地とセットで観光しやすい点
  3. 誰でも知ってる偉人の家を訪問出来る点

コロンブスの家は、ジェノヴァ市街地にある「ダンテ広場(Piazza Dante/ピアッツァ・ダンテ)」の中にあります。日本ではクリストファー・コロンブスと呼ばれていますが、イタリアではクリストーフォロ・コロンボ(Cristoforo Colombo)。現在生家の中は博物館になっていて、見学可能。周辺も繁華街が広がっている為、他の観光スポットとセットで巡りやすい点も魅力的です。

コロンブスの家観光 押さえておくべき魅力とは?

大きい?小さい?石造りの生家の外観

冒頭から問題発言!?実はコロンブスの生まれた場所については、諸説あり、いまだ多くの謎に包まれています。スペインのバルセロナ、ガリシア地方、マヨルカ島等々…。しかし、一般的にはここジェノヴァとする説が有力で、「コロンブスの家(Casa Di Colombo/カーザ・ディ・コロンボ)」には一年中多くの観光客が足を運びます。現在の家は、元々あった生家を18世紀に復元したもの。二階建てのこじんまりとした石造りの外観を、まずはじっくりとご覧ください。

すぐ傍に控える2つの塔

コロンブスの家から数十歩歩いたところにある「ソプラ―ナ門(Porta Soprana/ポルタ・ソプラーナ)」は、コロンブスの家へ行く時の目印としてもお役立ち。2本の円筒形の塔が印象的な門です。なんとこの塔、コロンブスの家の前から見ると円筒形の塔なのですが、門をくぐって反対側から見上げると全く別の形をしています!果たしてどんな姿なのか…気になる方は。さっそくソプラーナ門の秘密をチェックしてみてください。

傍に広がる美しい修道院の面影

コロンブスの家とソプラーナ門とを結ぶ小路の両側に広がる、ちょっとした緑の風景。ここにひっそりとたたずむのが「サンタンドレア修道院 (Chiostro di Sant’Andrea/キオストロ・ディ・サンタンドレア)」の跡です。現在は建物自体は無くなってしまい、回廊部分が一部残されているだけなのですが、それが逆にミステリアスでヨーロッパ情緒があります。生家のすぐ隣にある、可愛らしい白色のアーチもぜひ一緒にご見学ください。

駅前にある「コロンブスの像」

コロンブスは幼少期、決して裕福な生活を送っていませんでした。そのため、コロンブスの生家は正直「インパクトに欠ける」という声もちらほら…。そんな方にオススメなのが「コロンブスの像(Monumento a Cristoforo Colombo/モヌメント・ア・クリストーフォロ・コロンボ)」です。像があるのはなんとジェノヴァのターミナル駅「ジェノヴァ・ピアッツァ・プリンチペ(Genova Piazza Principe)」の目の前。大変大きな像で、写真映えも抜群です。

時間があったら是非見学してほしい「博物館」

大好きな偉人の生家と言ったら、まさに「聖地」。偉大な航海士が偉大な一歩を踏み出す前、生まれてから数年間~十数年間暮らしていたとされる場所は、時間があったら是非中も見学してみてください。施設は復元で、正直、派手さはゼロ…。狭くて暗くて、お世辞にも目を引くようなものはほとんどないのですが、その飾り気のなさが逆にホンモノ感があり、生家らしさを感じます。

コロンブスの家 近くまで行ったら是非食べてほしい逸品

Farinata di Ceci

ジェノヴァのあるリグーリア州を代表する「ファリナータ・ディ・チェーチ」。一言でいうと”ひよこ豆のクレープ”のような食べ物で、味付けも塩コショウ、オリーブオイル、ローズマリーが中心の、かなりシンプルなものです。今ではチーズ入り、玉ねぎ入りなどもありますが、せっかくならばシンプルなものを食べてみて!タンパク質が豊富で脂っこくないので、夏の暑い日にも意外にペロリと食べられる一品です。

コロンブスの家 ワンポイントアドバイス

「塔が目印」
コロンブスの家は周りに高い建物が多い為、近くまで行かないとなかなか見つけることが出来ません。そんな時、目印として役立つのが、すぐ傍に控える「ソプラ―ナ門」の2つの塔(Torri di Sant’Andrea/トッリ・ディ・サンタンドレア)です。ここは実は上に上がることも可能。コロンブスの生家の中にある博物館とのセット券(5ユーロ)もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

コロンブスの家観光での注意点 押さえておくべき事項3選

コロンブスの家観光での注意点
  1. 最終入場は閉館の15分前です。
  2. 月曜日はお休みです。
  3. 夏と冬で閉館時刻が異なります。

コロンブスの家は外から見る分には、24時間いつでも見学可能。しかし、中に入る予定の方は、季節によって開館、閉館時刻が異なりますので事前にHPでご確認ください。毎週月曜日はお休み。最終入場は閉館時刻の15分前となりますので、こちらもご注意を!

まとめ

偉人の生家巡りが好きな私。多くの生家がそうであるように、ここコロンブスの家も、決して豪華絢爛なものではありません。賑わいのあるジェノヴァの街の中心で、一見見逃してしまいそうな佇まいですが、それが印象深くもあります。他とセットでの観光がしやすい場所にありますので、ジェノヴァに来たら是非、コロンブスの家を訪ねてみてください。

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