ミラノで2番目に古い、サン・シンプリチャーノ教会

ミラノで2番目に古い、サン・シンプリチャーノ教会|イタリア観光ガイド

サン・シンプリチャーノ教会に行ってきました!

サン・シンプリチャーノ教会(サン・シンプリチャーノ聖堂)はミラノのスフォルツェスコ城からスグのところにある歴史ある教会。知れば行きたくなること間違いなし!の見どころを、厳選して5つご紹介します★

サン・シンプリチャーノ教会とは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. ミラノで2番目に古い教会である点。
  2. 中心部にある為、他の観光スポットとセットで見学するのに便利な点。
  3. シンプルな外観と、美しい内装とのギャップを楽しめる点。

「サン・シンプリチャーノ教会(Basilica di San Simpliciano/バジリカ・ディ・サン・シンプリチャーノ)」はミラノで2番目に古い、歴史ある教会です。スフォルツェスコ城などの有名観光スポットからも歩いてすぐのところにあるのでセットでの観光にもってこい!外観はやや質素ですが、中に入るとイタリアらしい雅な世界が広がっています。

サン・シンプリチャーノ教会 押さえておくべき魅力とは?

サン・シンプリチャーノ広場から見た「外観」

サン・シンプリチャーノ教会の正面口は、サン・シンプリチャーノ広場(Piazza San Simpliciano)に面しています。元々はミラノが西ローマの首都だった時代(286年から402年)に建てられた大変歴史ある教会。今日見ることの出来る外観は、さすがにその時代のものではないのですが、それでも12世紀前後のものが多く残されており、例えば正面口にもその時の面影(扉周辺の色の違う外壁等)が見られます。

扉の上に施された「彫刻」

こちらはサン・シンプリチャーノ教会を目の前から見た時の様子。よく見ると3つある扉の上には、それぞれ異なる美しい装飾が施されています。特に興味深いのは中央の装飾。よく見ると、虹のようなアーチの根っこの部分に彫像があしらわれています。残念ながらほとんどが頭が取れてしまっているため、今日では正確には何をモチーフとしたものかわからないのですが、それでもオーラ満点。十字架や贈り物などを持っている姿から、聖職者や地元ミラノの人たちを表現したのではないかと言われています。

広々とした「館内の空間」

教会の中に入ると天井の高い、ゴシック様式(ネオ・ゴシック)の空間が広がっています。こちらは1838年から1841年にかけてジュリオ・アルイセッティ(Giulio Aluisetti)の手によって整えられたもの。中央祭壇にある大きな天蓋もこの時追加されたもので、(後ろの絵が見えにくくなってしまった為賛否両論ありますが)近くで見ると、様々な彫刻があしらわれており、大変華やかな造りになっています。

中央祭壇上部の「絵画」

中央祭壇後ろの半月状の部分(アプス)にある絵画は、サン・シンプリチャーノ教会の内で、最も見どころとされているものの一つです。15世紀にベルゴニョーネ(Bergognone)が描いた聖母戴冠(聖母マリアが天国で神様から王冠を授かった出来事を表現した芸術作品)。彼の傑作と言われており、近くで見ると想像以上に大きくてびっくり。中央に描かれた神さまですら、なんと約4メートル強あります。

2つある「中庭」

教会の奥には2つの中庭(回廊)も控えています。写真は大きい方の回廊(Chiostro grande/キオストロ・グランデ)。9世紀に建設されたベネディクト会(カトリックの修道会のひとつ)の修道院の一部で、1559年から1564年にかけてヴィンチェンゾ・セレーニ(Vincenzo Seregni)によって整えられました。均整と調和の取れたアーチは一見の価値アリ。

サン・シンプリチャーノ教会 是非食べてほしい逸品

Torta Paradiso

「トルタ・パラディーゾ」はミラノのあるロンバルディア州生まれのケーキ。トルタはイタリア語で”ケーキ”、パラディーゾは”パラダイス”を意味するイタリア語です。一言でいうとほんのり柑橘系の香り漂うスポンジケーキ。日本人の私たちからすると「パラダイスなんて大げさな…」なんて思うかもしれませんが、そもそもイタリアのパンやケーキは日本のようなふわふわ食感のものがほとんどないため、かなり貴重な存在なんです。

サン・シンプリチャーノ教会ワンポイントアドバイス

「サン・シンプリチャーノとは」
教会の名前にある「サン・シンプリチャーノ(聖シンプリチャーノ)」とは320年から401年頃生きたミラノの大司教(カトリックの教会における最高職位の人物)。ミラノの守護聖人(氏神様のような存在)でもある、聖アンブロジウスの次の大司教となった人物です。ちなみにミラノで最も古い教会は、聖アンブロジウスを祀るサンタンブロージョ教会。2人の人物のゆかりの地を巡る旅も面白いかもしれません。

サン・シンプリチャーノ教会での注意点

サン・シンプリチャーノ教会での注意点
  1. 月曜から土曜は7時半から12時、15時から19時迄開いています。
  2. 日曜は8時から12時半、16時から19時迄開いています。
  3. 入場無料です。

地下鉄を利用する方はLanza(ランザ)駅から徒歩約4分、Moscova(モスコヴァ)駅から徒歩約7分です。使い勝手の良い方をご利用ください。

まとめ

ちなみにサンタンブロージョ教会からサン・シンプリチャーノ教会までは約2キロ。30分ほど歩きますが、道沿いにはミラノの観光スポット(スフォルツェスコ城etc…)やレストラン、ショップなどがたくさんあるので楽しみながら両者行き来出来ると思います。是非時間がある方は2つとも巡って、ミラノの古い教会の歴史を全身で感じてみてください。

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