セッラルンガ・ダルバが世界に誇るワイナリー、フォンタナフレッダ

フォンタナフレッダに行ってきました！

「フォンタナフレッダ」は、イタリアきっての有名ワイナリー（ワイン農園）。ワインをたしなむ方の中には「聞いたことがあるかも…！」という方もいらっしゃるかもしれません。果たしてどんな場所なのか!?このあと詳しくご紹介します。

フォンタナフレッダとは？絶対行くべき理由ベスト３

「フォンタナフレッダ（Fontanafredda）」は、北イタリアのピエモンテ州にある小さな集落「セッラルンガ・ダルバ（Serralunga d’Alba）」の一角にある一大ワイナリーです。セッラルンガ・ダルバ自体は人口約600人のとても小さな所ですが、この小さな土地に施設を構えるフォンタナフレッダは、イタリアのみならず世界中のワイン通が憧れる聖地です。観光客でも気軽に立ち寄れる点が魅力。豊かな丘陵地の景色も魅力で、普段ワインをたしなまない方も、十分に楽しむことができます。

フォンタナフレッダ 押さえておくべき魅力とは？

ワイナリー名物！入り口の超巨大看板

フォンタナフレッダを訪れる際の目印にもなるのが、ワイナリーの入口にある、巨大なアルファベットの看板です。地方道125号線（Strada provinciale 125）を走っていると、突如眼前に現れる大きなアルファベットの13文字。駐車場やワイナリーは、ここからさらに少し先に進んだ所にありますが、せっかくなのでこちらで一度車から降りて、写真撮影をしてみてはいかがでしょうか？

可愛らしいブドウのモニュメント

巨大ロゴ看板と並ぶインスタ映え必至の撮影スポットが「ネッビオーロのモニュメント（Monumento al Nebbiolo/モヌメント・アル・ネッビオーロ）」です。”ネッビオーロ”とは、ワイン用のブドウの一種。私たちが普段食べているブドウよりも実が小粒で青みがかった紫色をしています。ワイナリーに向かう前に、こちらも是非写真に収めておきましょう♪

一日中楽しめる「Bottega」

ご紹介した看板&モニュメントを横目に、さらに奥へと車を走らせると、大きな建物が見えてきます。手前の駐車場に車を停めて中に入ると、そこはイタリアワインの巣窟！「ボッテガ」と呼ばれるエリアは、いわゆる日本の「ワインショップ」のようなところで、観光客の私たちでも自由に商品を物色して、お気に入りの一本を選び出すことができます。

OsteriaとLibreria

ワインショップと同じ建物の中には「オステリア（レストラン）」と「リブレリア（本屋さん）」も併設されています。日本人も大好きな「ランキング本」はイタリアにもたっくさん！細かなイタリア語はわからなくとも、写真と数字、ワインの商品名から、なんとなくイタリアの人気ワインランキングの結果が読み解けるかもしれません。レストランも誰でも気軽に利用することができます。

Bosco dei pensieri

「ボスコ・デイ・ペンシエーリ」はいわゆる「空想の森」「思想の森」といった意味のイタリア語。ちょうど、京都にある”哲学の道”のような場所で、大きな木の下で読書をしたり、ワイン畑を眺めつつ、のんびり考え事をしながらお散歩をしたりするのにぴったりの場所です。敷地内へは無料で入場可能。森の奥を少し進むと、突き当たりには美しい噴水も潜んでいます。

フォンタナフレッダ 近くまで行ったら是非食べてほしい逸品

Battuta al coltello

「バットゥータ・アル・コルテッロ」はピエモンテ名物の仔牛の肉を包丁で丁寧に叩いてつくる料理です。料理名の意味はちょうど日本でいう「たたき」といったところ。見た目もなんだかマグロのたたきにそっくりで面白いですよね！醤油…ではなく、香り高いオリーブオイルをたらして、赤ワインと一緒に食べると絶品！素材の味が光る逸品ですので、是非現地でご賞味ください。

フォンタナフレッダ ワンポイントアドバイス

「ワイン愛好家の方にオススメの、ホテルステイ」
フォンタナフレッダの敷地内にはなんとホテルもございます。その名も「Hotel le Case dei Conti Mirafiore（オテル・レ・カーゼ・デイ・コンティ・ミラフィオーレ）」。日本でもおなじみの大手旅行予約サイトからなどでも予約可能！ワイナリーを見学したり、飲酒運転を気にせずゆっくりワインを楽しみたい方は、検討してみてください♪

フォンタナフレッダ観光での注意点 押さえておくべき事項3選

周辺は、大きな建物が少ないですので、こまめにカーナビアプリ等で道を確認しながら目的地に向かいましょう。11月頃からは霧の日が多いので、こちらもご注意。また、この時期はワイン目当ての観光客がググっと増えます。レストランは事前予約をしておくと安心です。

まとめ

フォンタナフレッダのワインは日本のワインショップなどでも購入可能です。「お祝いで頂いた！」「結婚式で振る舞われた！」なんて方もいるほどの名品…。「現地のワイナリーに行く前に、お味見チェックしたい！」という方はぜひ、早速ワインショップやネット通販サイトなどでチェックしてみてください。一段と旅の思い出が充実することと思います。