絵はがきの風景が目の前に!トリノ・カプチーノの丘

絵はがきの風景が目の前に!トリノ・カプチーノの丘| イタリア観光ガイド

カプチーノの丘に行ってきました!

イタリア第四の都市トリノ。ガイドブックや雑誌などでトリノが紹介される際に最も使われるのが、カプチーノの丘(カプチーノ山)からのショットなんです。トリノに来たからには生でも見たい!ここではその魅力をたっぷりとご紹介します。

カプチーノの丘とは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. 普段着で気軽に上まであがることが出来る点。
  2. トリノきっての絶景を堪能することが出来る点。
  3. 道が整備されており、徒歩で簡単にアクセスできる点。

「カプチーノの丘(Monte dei Cappuccini/モンテ・デイ・カップチーニ)」は、トリノの中心部から歩いて10分ほどでアクセスできる、高さ約325メートルの小高い丘です。歩いて約10~15分ほどで行くことが出来、「丘(山)」の名を冠していますが、道が舗装されていて、一本道なので、はじめてトリノに来た方でも比較的簡単に遊びに行くことが出来ます。

カプチーノの丘 押さえておくべき魅力とは?

丘をのぼりきった先にある絶景

頑張って丘を上がったからには…素敵な眺望を期待してしまいますよね!?カプチーノの丘では、24時間365日、私たちの期待をはるかに上回る、「超」美しい眺望を楽しむことが出来ます。眼下に見えるヴィットリオ・ヴェネト広場(Piazza Vittorio Veneto) 。その奥にあるモーレ・アントネリアーナの塔(Mole Antonelliana)。建物の高さが統一され、碁盤の目状に整然と区画割りされた街並みは、息をのむ美しさです。

丘の上の聖なる場、サンタ・マリア ・ アル ・ モンテ教会

カプチーノの丘の頂上を目指す上で、目印ともなるのが「サンタ・マリア ・ アル ・ モンテ教会(Chiesa di Santa Maria al Monte/キエーザ・ディ・サンタ・マリア ・ アル ・ モンテ)」です。1583年から徐々に整備されていった教会は、今日でも現役で利用されており、私たち観光客でも無料で中を見学することができます。

丘の上にあるカトリック文化

イタリアの丘の上へ上がったからには「イタリアならでは」の写真をおさめたいですよね!ここ、カプチーノの丘には、サンタ・マリア ・ アル ・ モンテ教会の付属施設である大きな十字架や、マリア様の彫刻が設置されており、高台からトリノの街を見守っています。これらを入れたショットを撮ると、よりイタリアらしい一枚に…。是非お試しください。

宝石箱をひっくり返したような夜景

日本と違って高層ビルが少ないイタリア。教会の屋上や鐘楼などからパノラマビュ―を楽しむことは出来るものの、どうしても夜景を見られるチャンスはなかなか巡ってはきません。しかーし!カプチーノの丘では、24時間パノラマビュ―が見放題!特に日の入り~夜にかけてはロマンチックなトリノの街を一望することができます。

トリノ冬季五輪のモニュメント

カプチーノの丘のてっぺんにはサンタ・マリア ・ アル ・ モンテ教会の他に、もうひとつ見逃せないスポットがあります。それは「国立山岳博物館(Museo Nazionale della Montagna)」。主には山にまつわる展示が中心なのですが、一部、2006年に開催されたトリノ冬季五輪にまつわる展示もありますよ!関連のモニュメントは外にもあり、こちらは無料でいつでも見ることが出来ます。

カプチーノの丘 近くまで行ったら是非食べてほしい逸品

Gianduiotto

「ジャンドゥイオット」は最近日本でもちょこちょこ見かけるようになった、トリノ名物。いわゆる”ジャンドゥーヤ(カカオにヘーゼルナッツを混ぜて作ったペースト)”からつくられるチョコレートで、三角柱のかたちをしています。現地ではお土産やさん、カフェ、レストランのレジ横など、あらゆるところで売られています。是非おひとつ手に取ってみてください♪

カプチーノの丘 ワンポイントアドバイス

「周辺は超高級住宅地」
日本でも「山の手」などという言葉がありますが、トリノではこのカプチーノの丘周辺が、いわゆる”山の手エリア”になります。地元サッカーチームの強豪ユヴェントスの選手や芸能人などが住んでいるなんて声もちらほら…。街中からカプチーノの丘へ向かう際は、道中、豪邸や駐車場に停められた高級イタリア車などを愛でつつ頂上を目指すのも楽しいかもしれません。

カプチーノの丘観光での注意点 押さえておくべき事項3選

カプチーノの丘観光での注意点
  1. 夜は車やタクシー利用が無難です。
  2. 夜の訪問は短めに済ませましょう。
  3. 水分補給できるものをもっていきましょう。

カプチーノの丘は早朝や日の入り後は、ちょっとガラの悪い人達が集まってくることも少なくありません…。訪問は手短に。出来たら徒歩での移動は控えた方が無難です。また、丘の上には日本のように気軽に水分補給できる場所(自販機等)がありません。特に夏に丘を上る方は、必ず水分補給できるものを持っていきましょう。

まとめ

「丘(山)をのぼる」と聞くと、なんだか身構えてしまいますが、小学生以上であればお子様でも簡単に上れる、裏山のような所です。宮殿や美術館めぐりも良いですが、たまには童心に帰って皆で丘の上に絶景を観に行ってみるのも楽しいですよ♪もちろん、時間のない方、体力に自信のない方は、車やバスで行くことも出来ます(無料駐車場有)。是非ご興味があれば足を延ばしてみてください。

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