歩くたびに表情が七変化! サレルノのドゥオーモの魅力に迫ります!

歩くたびに表情が七変化! サレルノのドゥオーモの魅力に迫ります!| イタリア観光ガイド

サレルノのドゥオーモに行ってきました!

アマルフィへの玄関口としても知られるナポリ近郊の都市、サレルノ。街で最も重要な教会である「ドゥオーモ」に立ち寄った所、想像以上の素敵空間が広がっていました!その魅力を皆さまにご紹介します。

サレルノのドゥオーモとは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. 様々な雰囲気を併せ持った教会である点。
  2. 聖マタイの遺体が安置された場所である点。
  3. ナポリ等に比べて観光客が少なく、ゆっくり見学できる点。

カンパニア州の都市サレルノ。ナポリから電車で約1時間、人気の景勝地アマルフィへの玄関口としても知られるこの街で最も重要な教会が「サレルノのドゥオーモ(伊:Duomo di Salerno)」です。サレルノ駅からヴィットーリオ・エマヌエーレ通り (Corso Vittorio Emanuele)をまっすぐ歩くこと約15分で到着。近くの観光地、ナポリやポンペイ、アマルフィなどと比べ、観光客がやや少ないので、ゆっくりと中を鑑賞することが出来ます。

サレルノのドゥオーモ 押さえておくべき魅力とは?

一見地味!?な入口

ドゥオーモ通り(Via Duomo)に面した入口は、驚くほど地味で質素。一般的に教会の入口…というと、大きな広場に面していることが多いのですが、ここは猫が好みそうな、込み入った細道に面しています。比較的新しく見えるのは、1950年代に修復された為。階段を上って、入り口に入る前に、街の最重要人物、扉の上に描かれた聖マタイ(キリストの十二使徒の1人です)の絵をチェックするのを、お忘れなくどうぞ。

アーチ×柱の美しい中庭

入り口を抜けるといきなり、かなり開けた場所へと出ます。先ほどの細道とは比べものにならないくらいの開放感のある中庭!周りは調和の取れたアーチ×柱で縁取られ、目の前の教会本体も、じっくり愛でることができます。もし、旅行中、ミラノにも行くチャンスのある方は、ミラノいち古い、サンタンブロージョ教会にも行ってみて!サレルノのドゥオーモとそっくりの中庭の構造のを見ることができます。

凛とした佇まいの中央祭壇

中庭をさらに進むといよいよ教会内へ入ることができます。中央祭壇は街一番の教会にしてはかなりシンプルなつくり。イタリアの教会にありがちな、フレスコ画がびっしりと描かれた豪華な天井や壁もありません。その分際立って美しさが光るのが、中央の説教壇とパイプオルガン。パイプオルガンは結婚式等の時にも使用され、運が良ければその美しい音色を耳にすることが出来ます。

豪華な地下聖堂

さて、シンプルな中央祭壇と打って変わって、まるで万華鏡の中に迷い込んだかのような気持ちになってしまうのが、地下にある聖堂「Cripta(クリプタ)」です。びっしりと天井を埋めるフレスコ画には、サレルノの歴史や、この町を見守る聖マタイについて示されており、字が読めなくとも大切な教えを感覚的に学べるようになっています。

サレルノの街を見守る鐘楼

正面口、中庭、祭壇、地下聖堂…どれも全く異なる雰囲気を持った、サレルノのドゥオーモですが、最後に鐘楼のチェックもお忘れなくどうぞ。鐘楼の高さは約52メートル。ビザンチン様式の特徴であるドーム屋根と、ノルマン様式の特徴であるアーチ窓が混ざった珍しいもので、地震等による被害に遭いがらも、都度修復され、街を見守り続けています。

サレルノのドゥオーモ 近くまで行ったら是非食べてほしい逸品

小路のテラス席でのお食事

サレルノは可愛らしい小路の景色も見逃せません。特にサレルノのドゥオーモ周辺は、お昼近くになると小さな道に椅子とテーブルが並べられ、途端に地元っ子たちで店のテラス席はごった返します。写真はドゥオーモのあるドゥオーモ通り(Via Duomo)の一角にあるレストラン(Bar trieste)。観光中、ビビっと来るお店があれば是非立ち寄ってみてください。

サレルノのドゥオーモ ワンポイントアドバイス

「守護聖人聖マタイ」
サレルノの守護聖人(日本でいう氏神様のような存在です)は聖マタイ(伊:San Matteo/サン・マッテオ)。キリストの十二使徒の1人ですので、名画「最後の晩餐」や「マタイの福音書(キリストの言行録)」といったワードを通じて、名前だけは知っている!という方も多いのではないでしょうか?サレルノのドゥオーモの地下聖堂にはなんと、1079年に発見された聖マタイの遺体が安置されおり、それゆえ地下聖堂が荘厳なつくりになっております。

サレルノのドゥオーモ観光での注意点 押さえておくべき事項3選

サレルノのドゥオーモ観光での注意点
  1. 天候にご注意を。(特に冬)
  2. 似た名前の駅が2つあります。
  3. 似た名前の都市が3つあります。

サレルノは南イタリアですが、冬はさすがに半袖で過ごせるほど暖かくはありません。しっかりとした上着を持っていきましょう。最寄り駅は「Salerno Duomo」ですがターミナル駅「Salerno」からも歩いてアクセス可能です。名前が似ているのでご注意を!また、同じカンパニア州には「ソレント(Sorrento)」「サレント(Salento)」という、サレルノによく似た名前の都市もあります。こちらもご注意ください。

まとめ

日本のガイドブックではどうしても、アマルフィへ行くための通過都市として紹介されがちなサレルノ。カンパニア州はナポリ、カプリ島、ポンペイ遺跡…人気の観光地が大渋滞しており、なかなか一度の旅行では小さな街まで巡れないかもしれません。もし2度め、3度めにナポリに来ることがあれば小さい街も楽しいですよ!是非、機会があれば、サレルノに足を運んでみてください。

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