モーゼに会いに。ローマ、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会

モーゼに会いに。ローマ、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会|イタリア観光ガイド

サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会に行ってきました!

ローマのコロッセオ近くにある「サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会」。ここはあの、ダヴィデ像を手掛けたことで有名なミケランジェロの傑作「モーゼ像」が飾られていることで有名なんです!

サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会とは?行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. ミケランジェロの傑作が見られる点。
  2. コロッセオ等の観光地とセットで巡れる点。
  3. カトリックにおける重要な聖遺物(聖なる遺物)が見られる点。

「サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会(Basilica di San Pietro in Vincoli/バジリカ・ディ・サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ)」は、ローマのコロッセオから歩いて10分弱のところにある教会。なんといっても、ミケランジェロの傑作のひとつが無料で見られる点が有名で、一日中多くの人が見学に訪れます。教会自体も美しく、貴重な聖遺物も見逃せません。

サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会 押さえておくべき魅力とは?

「聖ペテロの鎖」

「サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ」は直訳すると「聖ペテロの鎖」。一般に教会は、人(聖人)を祀っていることがほとんどなのですが、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会は「鎖」を祀っている点が、大きな特徴です。”聖ペトロの鎖”とは、イエスさまの弟子の聖ペトロが牢屋に入れられた時に、付けられていた鎖。中央祭壇の下に飾られていて”聖遺物”として信仰の対象となっています。

鎖を入れる「聖遺物箱」

聖遺物を保管する入れ物もまた、一見の価値があります。手掛けたのはアンドレア・ブシリ・ヴィーチ(Andrea Busiri Vici)。1856年につくられた金色の箱で、中に約2メートルの聖なる鎖が入っています。聖ペトロはエルサレムとローマの2度投獄されている為、鎖も2本…あったのですが、なんと出会った途端、奇跡的に結びつき、現在の1本の姿になったと言われています。

「主祭壇」

聖遺物箱を取り囲む絢爛豪華な主祭壇も見逃せません。正面向かって左手に聖ペテロの像をあしらった金色の扉付きの調度品は、カラドッソ(Caradosso)の1477年の作品。それらをさらに囲むようにヴィルジニオ・ヴェスピニャーニ(Virginio Vespignani)の手掛けた天蓋(チボリウム)、後ろにはヤコポ・コッピ(Jacopo Coppi)の美しいフレスコ画が彩ります。

教会に華を添える「天井画」

華やかな世界観は、天井にも広がっています。こちらは、ジョヴァンニ・バッティスタ・パロディ(Giovanni Battista Parodi)が1706年に手がけた「聖ペトロの鎖の奇跡(Miracolo delle catene di Pietro)」という作品。969年に起こった、神聖ローマ皇帝オットー1世と聖ペトロの鎖にまつわるエピソードを題材にした作品で、中央付近をよく見ると、教皇が鎖を握りしめているさまが見て取れます。

「ミケランジェロのモーゼ」

最後は、館内で最も有名なミケランジェロ作のモーゼの像をご紹介します。これはローマ教皇ユリウス2世のお墓(Tomba di Giulio II)として建設されたもの。ユリウス2世もモーゼ(下段中央)の上に横たわるように彫られており、霊廟としてもかなり存在感のある作品に仕上がっています。館内右手にあるので、お見逃しなく!モーゼ像は約2メートル35センチあり、迫力満点です。

サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会 是非食べてほしい逸品

Carciofi alla romana

「カルチョーフィ・アッラ・ロマーナ」はアーティチョーク(伊:カルチョーフィ)をたっぷりのオリーブオイルとワインで煮込んだローマの郷土料理。ほんのりワインやハーブが香る独特の味わいです。アーティチョーク自体が独特の香りがあるため、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、整腸作用もあり、旅のお供にももってこいですよ♪是非お試しください。

サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会ワンポイントアドバイス

「Scalinata dei Borgia」
「ボルジアの階段(Scalinata dei Borgia /スカリナータ・デイ・ボルジア)」は、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会へ続く長い階段。教会へのアクセス方法はいくつかあるのですが、ボルジア宮殿の下をくぐるボルジアの階段は、雰囲気があってオススメです。カヴール通り(Via Cavour)沿いの横道から上がることが出来るので、是非足を運んでみてください。

サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会観光での注意点

サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会での注意点
  1. 館内は、入場無料です。
  2. 教会は高台にあるため、途中坂道があります。
  3. 昼休みにご注意ください。

サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会は入場無料。毎日開館していますがお昼休み(12時30分から15時まで)があるのでご留意ください。高台にあるので夏場などは水分補給をしながら無理せずゆっくり向かいましょう。

まとめ

サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会は、日本ではミケランジェロの傑作を見られる教会として有名。一方イタリアでは、カトリックの総本山ローマで、大変貴重な聖遺物を見られる教会として知られています。この2つは絶対にお見逃しなく!それ以外にも、美しい天井画や祭壇画など見所満載。コロッセオから約500メートル程のところにありますので、是非一緒に足を運んでみてください。

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