トレヴィの後ろ!ローマ、サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会

トレヴィの後ろ!ローマ、サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会|イタリア観光ガイド

サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会に行ってきました!

ローマで最も有名な観光スポットのひとつ、トレヴィの泉。このトレヴィの泉のすぐ左うしろにある可愛らしいサンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会について、詳しくご紹介します★

サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会とは?絶対行くべき理由

おすすめのポイント
  1. トレヴィの泉からすぐ!の好アクセスである点。
  2. 華やかな天井画を楽しめる点。
  3. 黄金色に輝く美しい中央祭壇を堪能できる点。

「サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会(Chiesa di Santa Maria in Trivio/キエーザ・ディ・サンタ・マリア・イン・トリヴィオ)」は、トレヴィの泉の左手うしろにある可愛らしい教会。周りの景色に溶け込むように佇む外観と、美しい内装とのギャップはローマ観光をさらに思い出深いものにさせてくれます。入場無料。華やかな天井画、中央祭壇は必見です!

サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会 押さえておくべき魅力とは?

トレヴィの泉の目と鼻の先の「好アクセス」

サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会の最大の魅力は、なんといっても初めてのローマ旅行でも行きやすい点ではないでしょうか。場所はあの、トレヴィの泉の左奥!団体ツアーでお越しの際も、少しでもフリータイムがあれば楽々観光出来ちゃいます。場所柄ちょこっとだけ混雑することもありますが、それでも外の喧騒を忘れさせてくれる、のんびりとしたひとときを過ごすことが出来ます。

ちょこんと佇む可愛らしい「外観」

ダヴィデ像をつくったミケランジェロの弟子としても名高い、芸術家のジャコモ・デル・ドゥーカ(Giacomo Del Duca)。彼が1573年から1575年にかけて整えたサンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会は、すぐお隣の建物に埋め込まれるかのように佇む姿がとってもユニークです。目の前の小さな広場から全景をゆっくり望むことが出来ますので、時間がない方も是非外観だけでも御覧になってみてください。

美しい「天井画」

建物の中に入ると、外からは想像もつかないほどの、魅力的な芸術作品が満ち溢れています。混雑時でも楽しめるのが、天井画。聖母マリアにまつわる物語が刻まれていて、とにかく華やかです。中央に描かれているのは「聖母の神殿奉献」。宗教画でよく登場するテーマですので、頭の片隅に入れておくと、これからのローマ観光が、より充実したものとなることと思います。

黄金の「中央祭壇」

館内に広がる美しい天井画の先には黄金色に輝く中央祭壇があります。てっぺんにバチカンから1677年に贈られた王冠があしらわれた華やかな祭壇。中央には15世紀に制作されたといわれる聖母マリアとイエスさま(聖母子)のレリーフがあり、周りを光の輪が縁取っています。細部の装飾は、見れば見るほどじわじわとくる味わいあり。是非近くまで行ってゆっくりご鑑賞ください。

左右4つずつ並ぶ「礼拝堂」

左右に4つずつ並ぶ礼拝堂も、それぞれ味わい深いものがあります。最も多くの人が足を運んでいたのが、左手2番目にあるガスパーレ・デル・ブファロ(Gaspare del Bufalo)の礼拝堂。サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会の会派にゆかりのある人物で、祭壇画の下にはガスパーレ自身も眠っています。彫像が少し生々しいので、ニガテでなければ是非足を運んでみてください。

サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会 是非食べてほしい逸品

Caffé Tazza d’oro

サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会から500メートル強歩いた所にある「カッフェ・タッツァ・ドーロ」。女性のキャラクターがお店のアイコンで、中では香り高いコーヒーをいただけるほか、コーヒー豆などのお土産品を購入することも出来ます。クリームがたっぷり乗ったフラッペのようなドリンク「Granita di caffè (グラニタ・ディ・カッフェ)」は店の看板商品。夏にお越しの際は是非飲んでみてください☆

サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会 ワンポイント

「トレヴィとトリヴィオ」
トレヴィの泉の”トレヴィ”と、サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会の名前の中にある”トリヴィオ”。お察しの通り、この2つは同じルーツを持つイタリア語です。由来は昔、この場所あった3つの道。数字の3はイタリア語で「トレ(Tre)」、道はイタリア語で「ヴィア(Via)」と言うため、これらが両者の名前の由来になっています。

サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会での注意点

サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会での注意点
  1. 毎日開館していますがミサの間は見学不可となります。
  2. 13時から30分程度、お昼休みがあります。
  3. 入場無料です。

サンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会は毎日開いていますが、ミサの時間やお昼休みは見学不可となります。万が一、正面口まで行って扉がしまっていた(ミサの時間だった)ら、時間をおいて再度足を運んでみてください。

まとめ

ローマいち人が多い!?トレヴィの泉。あまりの人の多さにぐったりしてしまった時は是非、左側に進んでサンタ・マリア・イン・トリヴィオ教会を覗いてみて下さい。外の喧騒を忘れさせてくれるかのような静寂に、心落ち着くこと請け合いです。カトリックの中でも「聖母マリア」を祀った教会のため、展示されている絵画や彫刻も馴染みやすいハズ。10分、15分でも時間があれば、是非行ってみましょう♪

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