美術初心者さんも是非!フィレンツェ、サン・マルコ美術館

美術初心者さんも是非!フィレンツェ、サン・マルコ美術館|イタリア観光ガイド

サン・マルコ美術館に行ってきました!

フィレンツェにある「サン・マルコ美術館」は、もともと修道院(カトリック教徒たちが住み込みで修道生活を送る為の場)だった場所を、リノベーションした美術館です。一か所で美術館と修道院の観光をセットで楽しめる点が特長。

サン・マルコ美術館とは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. 修道院と美術館をセットで楽しめる点。
  2. すぐ横にも観光スポット(サン・マルコ教会)がある点。
  3. 観光客でごった返しておらず、ゆっくり見学出来る点。

「サン・マルコ美術館(ムゼオ・ディ・サン・マルコ)」は、フィレンツェ中央駅から歩いて15分程のところにある美術館。”美術館”といっても、もともとは教会の横に広がるドメニコ会(本、修道院の母体となる修道会)の修道院だった場所。パッと見は、美術館っぽくないのですが、修道院という非日常空間の中で楽しむ美術鑑賞は、普段とは一味違った、貴重な体験になることと思います。

サン・マルコ美術館 押さえておくべき魅力とは?

サン・マルコ広場に面した外観

サン・マルコ美術館があるのは「サン・マルコ広場(ピアッツァ・サン・マルコ/Piazza San Marco)」という広場の一角。ドメニコ会の信者たちが祈りを捧げていた「サン・マルコ教会(Basilica di San Marco,若しくはChiesa diSan Marco)」がすぐ左手にあるので、目的地への道しるべになることでしょう。美術館の入口は向かって右手。中に入ると、チケット売り場があります。

修道院らしさ満点の、回廊

入り口を抜けると、早速広い中庭に出ます。ここは「回廊」と呼ばれる、修道院には欠かせない場所。日々の暮らしを送る信者たちが瞑想し、祈りを捧げ、心を整えるために設けられています。修道院時代は「サン・タントニーノの回廊(Chiostro di Sant’Antonino)」と呼ばれていた神聖な場所。フィレンツェ出身の建築家、ミケロッツォ(Michelozzo)によって15世紀の初め頃に整えられました。

回廊で楽しむ、フレスコ画

回廊をぐるりと一周すると壁じゅうに、たくさんの壁画や彫像があしらわれていることに気付きます。上部のくぼみに連なる壁画のモチーフは、回廊の名前にもある”聖アントニーノ(サン・タントニーノ)”の生涯について。イタリア各地のドメニコ会の総長を長きにわたって務めた人物で、一連の絵画は16世紀の終わりから17世紀にかけて制作されました。

フラ・アンジェリコの代表作

サン・マルコ美術館は、回廊の中にある出入口から、各部屋に行ける仕組みになっています。最も見学者が多いのが、フィレンツェを代表する画家、フラ・アンジェリコ(Fra’ Angelico)の「受胎告知(Annunciazione/聖母マリアがイエスさまを身ごもったことを告知される場面)」が飾られている部屋。普段カトリックにあまり馴染みのない方も、飾られ方が特徴的で素敵な場所なので、是非足を運んでみてください。

食堂に描かれた、最後の晩餐

サン・マルコ美術館は元修道院とだけあって、館内に飾られている美術品のほとんどが宗教関連のモノ。カトリックに馴染みがないと、退屈してしまう方もいらっしゃるかもしれません…。そんな方でも「最後の晩餐」であれば、楽しめるハズ!かつて修道院の食堂だった場所には、ドメニコ・ギルランダイオ(Domenico Ghirlandaio)が1486年に描いた「最後の晩餐」が飾られており、レオナルド・ダ・ヴィンチのものとはまた違った魅力があります。

サン・マルコ美術館 是非食べてほしい逸品

Friggitello

「フリッジテッロ」は、イタリアでよく見かけるスイートペッパーのこと。日本でいう”万願寺とうがらし”のようなものでしょうか…。食べる前は、その大きさにちょっとびっくりしますが、辛みはないので、ピーマンのような感覚でいただけます。現地にはピーマンの肉詰めそっくりな”フリッジテッロの肉詰め(Friggitelli ripieni)”なるメニューも。是非チェックしてみてください。

サン・マルコ美術館ワンポイントアドバイス

「フラ・アンジェリコゆかりの地」
サン・マルコ美術館といえば、15世紀にフィレンツェで活躍した画家「フラ・アンジェリコ」のファンには、たまらないスポットです。というのも、ここはフラ・アンジェリコの住まいだった為。”Fra(フラ)”とは修道士の称号で、彼はこの修道院で暮らしながら芸術活動を行っていました。現在イタリア国内外に彼の作品は展示されていますが、サン・マルコ美術館では、かなり多くの作品を観賞することが出来ます。

サン・マルコ美術館観光での注意点

サン・マルコ美術館観光での注意点
  1. 月曜から金曜は、8時15分から13時50分迄開いています。
  2. 土日祝日は、8時15分から16時50分迄開いています。
  3. チケット売り場は閉館時刻の30分前に閉まります。

美術館は閉館時刻が早め…。特に平日はお昼頃に閉まってしまいます。最終入場時刻は閉館時刻の20分前となりますので、ご興味のある方は、午前中に足を運ばれることをオススメします。

まとめ

ちなみにサン・マルコ美術館は、第1・第3・第4日曜、第2・第4月曜。加え、クリスマスと元旦がお休みとなります。入場料は4ユーロ。よほどのことがない限り、チケットは現地購入で問題ありませんので、開館日や開館時刻だけ事前に最新情報をご確認の上、ご注意ください。美術品はもちろん、空間自体も美しいサン・マルコ美術館。是非足を運んでみてください。

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