一生に一度行ってみて!ミラノ・スカラ座の魅力とは

一生に一度行ってみて!ミラノ・スカラ座の魅力とは | イタリア観光ガイド

スカラ座に行ってきました!

ここではイタリアがヨーロッパ、世界に誇る歌劇場、ミラノの「スカラ座」について、オペラファンの方でなくとも行ったら是非チェックしてほしい、魅力の数々をご紹介します。

スカラ座とは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. 世界三大劇場の1つである点
  2. 市街地にあり、観光しやすい点
  3. 観劇しない方でも、中を見学できる点

「スカラ座(Teatro alla Scala/テアトロ・アッラ・スカラ)」はミラノの街の中心地にあります。ドゥオモ大聖堂の横からのびるアーケード街、ガレリアを抜けるとスグ!外観はうっかり見落としてしまいそうなほど質素なのですが、中へ入ると赤のカーペットやシャンデリアがなんとも華やか!上質な空気が、そこかしこに漂っています。オペラやバレエに興味がない方は、館内見学だけすることもできるので必見。行けば、イタリアの芸術文化の神髄をたっぷりと、味わうことができます。

スカラ座観光 押さえておくべき魅力とは?

シンプル過ぎる!?「外観」

スカラ座は世界三大劇場のひとつで、1778年に建てられました。名前は「超」が付くほど有名なわりに、ミラノの数ある観光スポットの中でも、かなり外観が地味なことでも有名。市街地ど真ん中、ドゥオモからスグのところにあるのですが、「気付かないで素通りしてしまった」という人が後を絶ちません。地味?それとも…是非その姿を目の前まで観に行ってみてください。

劇場前に広がる「スカラ広場」

「スカラ広場(Piazza della Scala/ピアッツァ・デッラ・スカーラ)」は、スカラ座を探す際の目印にもなる、劇場前に広がる大きな広場です。すぐ傍にあるドゥオモ広場に比べると人が少ないので、待ち合わせスポットとして利用されることもしばしば。広場の真ん中には、レオナルド・ダ・ヴィンチの像、反対側にはマリーノ宮(現市庁舎)もあり、どちらもなんだかスカラ座より豪華!(笑)あわせて目印としてチェックしてみてください。

スカラ座博物館

スカラ座では観劇をせずとも、中に入ることができます。それが「スカラ座博物館(Museo Teatrale Alla Scala/ムゼオ・テアトラーレ・アッラ・スカーラ)」。朝9時からオープンしている博物館で、スカラ座ゆかりのものがたっぷり。周辺のお店やレストランが開くのが10~11時頃なので、ショッピングやランチの前の観光にもぴったりですよ!9ユーロで入ることができ、服装もカジュアルなままでオッケーな点も有り難いです。

豪華極まる「劇場内部」

スカラ座の前まで来て、あまりに地味な外観にガッカリ気味の皆さま!(笑)ガッカリするのはまだ早いです!というのも、スカラ座の真の姿は、ウチに秘められているから…。劇場内に一歩足を踏み入れると、そこには貴族の世界が広がっています。特に一般的な劇場では、なかなかお目にかかれない「ボックス席(Palco/パルコ)」は、利用予定がない方も是非その美しい姿をチェック!スカラ座らしい風景のひとつでもあります。

劇場の中や外にあるゆかりの「像」

オペラファンにとっての聖地、スカラ座。館内に飾られた歴代のポスターコレクションや、使用楽器などはどれもこれも1枚ずつ写真に収めたくなるほどの貴重な品ばかり!ロッシーニ等、イタリアが生んだ名作曲家たちの銅像も見逃せません。中に入る時間がない方は、屋外にもゆかりの銅像がありますよ!それが「ジューリオ・リコルディ」の像。楽譜会社で有名なリコルディ社の元社長で、数年前にスカラ座の目の前に建てられました。

スカラ座 近くまで行ったら是非食べてほしい逸品

COVAのスイーツ

「Cova(コヴァ)」はミラノ生まれのお菓子店。特にクリスマスシーズンに食べる焼き菓子「パネットーネ」が有名なのですが、それ以外の生ケーキやカフェ、食事メニューにも定評があります。スカラ座からは歩いて500メートル強。周辺は「モンテナポレオーネ通り(Via Monte Napoleone)」という超高級ブランド街なので、引き続き優雅な気分に浸ることができます。

スカラ座 ワンポイントアドバイス

「公演は冬からスタートです」
スカラ座は年末(12月7日)に、シーズンの初日を迎えます。初日にあたる12月7日は、ミラノの聖人の日(日本の県民の日のようなものデス)。この日はチケット価格も高騰しますので、ミラノ観光を予定されている方はご留意ください。 また、観劇予定の方は同じ席でも演目によって値段が微妙に異なる為、買う時に注意しましょう。

スカラ座観光での注意点 押さえておくべき事項3選

スカラ座観光での注意点
  1. 夜の公演は結構「遅い」です。
  2. 暗くなったら出来るだけタクシー等で移動しましょう。
  3. 劇場内では節度のある服装選びを心がけましょう。

夜の公演は、終わるのが0時近くになります。観劇予定の方はチケットを押さえると同時に、帰りの移動手段についても検討しておきましょう。昔ほど服装のルールは厳しくないものの、カジュアルすぎる格好は控えた方が無難です。

まとめ

イタリアには素敵な歌劇場がたくさんあります。その中でスカラ座は、外国人観光客向けに整備されていて、旅行者でも楽しみやすい仕様になっているので、イタリアで初めて劇場に行く方にはオススメ!観劇の際は簡単なあらすじだけでもチェックしておくとさらに楽しめることでしょう。気に入ったら、地方にある劇場も是非めぐってみてください。夏~秋は野外で行われる「野外オペラ」も必見です。

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