完成までに500年以上!イタリアの至宝・ミラノのドゥオーモ

完成までに500年以上!イタリアの至宝・ミラノのドゥオーモ | イタリア観光ガイド

ミラノのドゥオーモ観光ガイド

ミラノのドゥオーモほど、何度見ても新鮮な感動を味わい続けられる建造物は、そうそうありません。ここでは皆さまに、私の大好きなミラノのドゥオーモの魅力をたっぷりご紹介します。

ミラノのドゥオーモとは

おすすめのポイント
  1. カトリックの総本山、イタリアを代表する教会である点
  2. 500年以上かけてつくられた見事な佇まい
  3. 24時間365日、眺めるごとに違った表情に出会える点

ミラノのドゥオーモの正式名称は「サンタ・マリア・ナシェンテ教会」。「ドゥオーモ」というのは通称で、イタリアでは街の核となる教会は全て「ドゥオーモ」と呼ばれます。(しかし、ミラノのドゥオーモだけは、その偉大さゆえに、イタリア人も通常は「ドゥオーモ」「ドゥオーモ・ディ・ミラーノ(ミラノのドゥオーモの伊語訳)」と言う人がほとんどです。)500年以上かけてつくられた教会は外観はもちろん、中、屋上からの景色も息をのむほどの美しさ。見るたびに変化する豊かな表情も見逃せません。

ミラノのドゥオーモ観光のおすすめのスポット

大理石を使用した見事な「正面姿」

ミラノのドゥオーモの華やかさの象徴は、なんといってもこの白亜の大理石なのではないでしょうか?正直、私は毎年少なくとも数十回はこの外観を見ているハズ…。それでも、前を通るたびに立ち止まって、1枚写真を撮らずにはいられません。とにかく放たれるオーラが圧倒的。とっておきの1枚を撮りたい方は、SNSなどを使って、事前に撮影角度などを研究しておきましょう。

館内をまばゆく照らす「ステンドグラス」

ミラノのドゥオーモは3ユーロで、中に入ることもできます。私が大好きなのは、館内のステンドグラスの風景。ステンドグラスには聖書の教えが描かれており、昔はこの絵を見ながら言葉がわからないで人も聖書の教えを学ぶことができました。ステンドグラスからさす光は、カトリック教徒でなくとも、なんだか気持ちが高まります。観光に疲れた方も、先を急ぐ方も、しばし立ち止まってこのステンドグラスを見つめてみてください。

地下に広がる「もうひとつの教会」

実はミラノのドゥオーモには、地下があります。館内入口付近にある階段を降りた途端、まるでテレポートしたかのよう!いままで見ていた姿とは正反対の無機質な世界が広がっています。ここはミラノのドゥオーモが出来る前にあった「サン・ジョヴァンニ・アッレ・フォンティ洗礼堂」の跡。最初は呆気にとられましたが、ドゥオーモが建つ前のミラノに想いを馳せると、なんだか、興味深いものがありました。ミラノの歴史をじっくり紐解きたい方には、地下探検もオススメです。

屋上から望む、美しい彫刻たち

ミラノのドゥオーモでは、専用チケットを買えば屋上にあがることもできます。イタリア、世界を代表する教会の屋上に上れるなんて贅沢!屋上からはミラノの街が一望できるのはもちろん、ドゥオーモにびっしりと施された見事な彫刻たちも間近で見ることが可能です。エレベーターで上がる方法以外に階段で上がる方法もあり、こちらだと4ユーロお値引きが適用されます。是非機会があればチャレンジしてみてください。

ミラノのドゥオーモを取り囲む「有名建築物」

「ドゥオーモ」は、その街を代表する存在。ゆえに、どの街でもドゥオーモの目の前は、大きな広場や重要建築物が自然と集まります。ミラノのドゥオーモの場合は、目と鼻の先に王宮、ガレリア、スカラ座…という超名だたる建築物がずらり!ドゥオーモの屋上から見るもよし、地上におりて、1つずつ巡るもよし。是非、周りの有名建築物とミラノのドゥオーモとのコラボレーションもじっくりご堪能ください。

ミラノのドゥオーモで見つけたグルメ

Luini

「ルイーニ」は世界中の観光ガイドで紹介されるほど超有名な「パンツェロッティ(Panzerotti)」という食べ物の専門店。パンツェロッティは一言でいうと、ハンディタイプの包み揚げピザです。私はストリートフードがニガテで、初めてミラノを訪れてから5年以上経ったのち、ようやく口にしたのですが…お、美味しい!見た目はB級グルメ感満載なのですが、味は優しくて上品!なにより、具と素材のバランスが完璧なのです!B級グルメだからといって、侮るコトなかれ。是非その味わいをお試しください。

ミラノのドゥオーモ観光に必要なアイテム・服装・その他

「入場券のネット予約」
ミラノのドゥオーモは、とにかくいつ行っても混雑しています。オフシーズンの平日でも入るまでに1時間以上待つことはザラ。ということで、余裕があれば事前に入場券をネット予約しておくに越したことはありません。公式ホームページから手続き可能。海外のホームページに不安がある方は、日本の旅行会社が提供している、現地発着ツアーや入場券購入代行サービスなどもおすすめです。

ミラノのドゥオーモ観光での注意点

ミラノのドゥオーモ観光での注意点
  1. ドゥオーモの中や屋上、地下エリアは有料です。
  2. 館内に入る際は、入口で手荷物検査があります。
  3. 大イベントがある際は、入場制限がかかるケースもあります。

一般にイタリアにあるドゥオーモは、無料で中に入れることが多いです。しかしミラノのドゥオーモは、混雑緩和などの目的から有料(3ユーロ~)。また、中に入る際は簡単な手荷物検査もありますので、時間に余裕をもって向かいましょう。大きなイベントがある際は、一般客の入場が制限される場合があります。事前に情報収集をしておくと安心です。

まとめ

ミラノのドゥオーモは有名過ぎるくらい有名な観光地ですが、イイものはやっぱりイイ!ミラノ生まれミラノ育ちのイタリア人でも、前を通る時は、なんとなく背筋がしゃん!となるのだそうです。ミラノへは日本からの飛行機の直行便がある為、簡単に行くことができます。一生に一度絶対に見てほしい白亜の巨大建造物。是非機会があれば足を運んでみてください。

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