哀愁を纏った美しい姿、ヴェネツィアのため息橋

哀愁を纏った美しい姿、ヴェネツィアのため息橋| イタリア観光ガイド

ため息橋に行ってきました!

ヴェネツィアの観光名所「ため息橋(嘆きの橋)」の名を聞いたことはありますでしょうか?ここでは、憂いを帯びた橋の名の秘密や、ヴェネツィアらしさ満点の建築美にトコトン迫ります。

ため息橋とは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. ヴェネツィアの隠れ名所!?話題のタネになる点。
  2. 観光中心地ど真ん中にあり、アクセス抜群な点。
  3. ヴェネツィアらしい建築物である点。

「ため息橋(Ponte dei Sospiri/ポンテ・デイ・ソスピーリ)」は、ヴェネツィアらしい風景のひとつとして、ガイドブック等でもよく紹介される観光スポット。橋…と言っても実際は渡り廊下のような所で、私たち観光客は一つ手前(若しくは奥)の橋からその姿を見学することになります。実際に観てみると意外と普通!?しかし、じっくり鑑賞すると、ヴェネツィアならではのバロック様式の美しさが見えてきます。

ため息橋 押さえておくべき魅力とは?

バロック様式の、優雅な佇まい

ため息橋は、監獄へと続く通路であったがゆえに、「ため息」というなんとも悲しげな名前が付けられてしまいました。しかし、その名前さえ知らなければ、1つの大変美しい建築物であることに気付かされます。ヴェネツィアの名橋にこぞって使用された、イストリア産の石を使用し、当時流行していたバロックスタイルで建てられた美しい建物。まずは現地でじっくりと全体を眺めてみてください。

真ん中にある紋章

ため息橋をじっくり鑑賞すると、真ん中になにやら紋章らしきものがあることに気付きます。これはこの建物の建築を指示した時の権力者、マリーノ・グリマーニ(Marino Grimani)の実家、グリマーニ家のもの。Castello(カステッロ)地区にある一族のお屋敷は現在美術館「パラッツォ・グリマーニ美術館(Museo di Palazzo Grimani)」になっており、こちらでも同じ紋章を見ることができます。

パーリア橋とカノニカ橋

ため息橋は通常、私たちが観光がてら渡ることはできません。しかし、橋が架かるパラッツォ運河(Rio di palazzo)には私たちがいつでも渡れる2つの橋があります。有名なのが大運河(カナル・グランデ)近くにある「パーリア橋(Ponte della Paglia)」。加え、奥にも「カノニカ橋(Ponte della Canonica)」があり、こちらからも、のんびり鑑賞することができます。

ドゥカーレ宮殿

ため息橋は監獄へ向かう為の渡り廊下。反対側は当時、ヴェネツィアのお役所として機能していた「ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)」があります。ドゥカーレ宮殿を見学する際に特別なガイドツアーチケットを購入すると、な・ん・と!ため息橋を渡ることができます。チケットの名前は「Itinerari Segreti(イティネラーリ・セグレーティ/秘密の訪問)」。ガイドツアーは英語版もあり、オンライン購入可能です。気になる方は是非チェックしてみてください。

目の前に広がる大運河とゴンドラ

ため息橋を見る際は、ため息橋を渡った囚人たちの見た風景も、しっかりと目に焼き付けておきましょう。ため息橋から外の景色を見た時に、最も欠かせないのが「カナル・グランデ(大運河)」の風景。運河だらけのヴェネツィアの中で最も大きな運河で、車や自転車の乗り入れが出来ないヴェネツィアにおいて、基幹道路のような役割を担っています。

ため息橋 近くまで行ったら是非食べてほしい逸品

Bussolai

「ブッソライ」はヴェネツィアの郷土菓子の1つ。正確にはため息橋のある本島ではなく、その東側にあるブラーノ島発祥のおやつなのですが、ため息橋周辺でもたくさん売られていますよ!ドーナツ型やS字型のクッキーなのですが、バター(Burro/ブッロ)が入っている点がポイント。「え?そんなの普通じゃない!?」と思われるかもしれませんが、イタリアのクッキーやパンは、基本的にはバターが入っていないものが主流です。

ため息橋 ワンポイントアドバイス

「ゴンドラに乗る」
ため息橋に来たら「ゴンドラに乗りたい!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?ゴンドラに乗りたい方は一言でいえば船頭さんに「乗せてください!」と言えばオッケー♪…なのですが、正直値段もルートも人によってばらっばら…。大金をふっかけられたり、危ない思いをしないためにも、手数料はかかってしまうかもしれませんが、旅行会社経由等で申し込んだ方が安心安全です。

ため息橋観光での注意点 押さえておくべき事項3選

ため息橋観光での注意点
  1. 英語名は「Bridge of Sighs」
  2. ため息橋を渡りたい方は、ドゥカーレ宮殿の専用ツアーに申し込みましょう。
  3. 現地では、すり、ひったくりにご注意。

「ため息橋」という日本語は通じませんので、英語名(イタリア語名)も控えておきましょう。橋を渡りたい方はドゥカーレ宮殿のHPをチェック。現地では写真撮影中にすり、ひったくりに会うケースも多発中。お手回り品にはご注意ください。

まとめ

ため息橋は遠くから眺めることしかできませんが、いざ目の当たりにすると独特のオーラにびっくりさせられます。帰国後、話のネタになること間違いなし!運河・ゴンドラと一緒に写真に収めれば、ヴェネツィアらしい写真となることでしょう。周辺は有名観光スポット(ドゥカーレ宮殿、サン・マルコ寺院等)が多いですが、是非見逃さずにため息橋もチェックしてみてください♪

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