ど迫力スケールに唖然!ナポリ・プレビシート広場がとにかくスゴい!
プレビシート広場に行ってきました!
プレビシート広場はナポリで最も大きな広場のひとつ。一度見たら誰もがその圧倒的なスケール感に度肝を抜かれることでしょう。ここではそんなプレビジート広場について、魅力を詳しく説明します♪
プレビシート広場とは?絶対行くべき理由ベスト3
- 市内最大級の広さを誇る広場である点。
- 周辺一帯が観光スポット密集地で、セット観光しやすい点。
- 言葉がわからなくても感覚的に楽しめる点。
「プレビシート広場(Piazza del Plebiscito/ピアッツァ・デル・プレビシート)」はナポリの街中を抜け、港に向かう手前にあります。特長は「とにかく広い!」コト。プレビシート広場のことを知らなくとも、観光の途中にこれだけ大きなものが登場したら、驚きのあまり、足を止めざるをえません。周辺には王宮や歌劇場などのナポリきっての観光スポットがたくさんあるので、セットで巡りやすい点も魅力です。
プレビシート広場観光 押さえておくべき魅力とは?
思わず駆け出したくなる!「広さ」
プレビシート広場の広さは約25,000平方メートル。昔はこの地にもたくさん建物が建っていたそうなのですが、19世紀にそれらが取り壊されて、広さも約9,000平方メートルから約23,000平方メートルへ拡張されました。整備を進めたのは時のナポリ王、ジョアッキーノ1世。1808年に王位を与えられナポリ王となった人物です。
中央にそびえる「サン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂」
「サン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂(Basilica di San Francesco di Paola)」は、プレビシート広場の象徴的建物。いまでも現役の教会としての機能を果たしており、館内へも無料で入ることができます。ローマを訪れた後にナポリに来た方は既視感があるかも…。というのも、この聖堂、ローマの遺跡「パンテオン (Pantheon) 」に似せて造ったものだからです。パンテオンの柱の数は16本ですが、こちらは倍以上の34本!それぞれの違いも見どころのひとつです。
広場に鎮座する2つの「ブロンズ像」
広場の中央には2つのブロンズ像があります。1つがフェルディナンド1世、もうひとつがカルロ3世の騎馬像です。2つを手掛けたのはアントニオ・カノーヴァというイタリア人彫刻家。彼の作品の持つオーラは圧倒的で、隣国フランスのルーブル美術館でも代表作「アモル(アモーレ)の接吻で蘇るプシュケ」を鑑賞することができます。ヨーロッパを周遊予定の方は、是非合わせてチェックしてみてください。
対面する「ナポリ王宮」
プレビシート広場をはさんで、サン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂の反対側に建っているのが「ナポリ王宮(Palazzo Reale)」です。聖堂の重厚感がありすぎるせいか、なんだかさっぱりとした印象を持ってしまいがちな王宮ですが、中は超豪華絢爛!煌びやかな部屋の窓から望むプレビシート広場と、その先に見える聖堂の風景はヨーロッパ情緒満点です。
地元っ子気分に浸れる「老舗カフェ」
イタリアでは、街一番の広場は地元の人たちにとって、大切な憩いの場です。ここ、プレビシート広場も一緒。教会の階段に腰かけてのんびりするのも良いですが、時間があれば、是非老舗カフェ「Gambrinus(ガンブリヌス)」に足を運んでみてください。場所はプレビシート広場のすぐ横。カフェの窓越しに眺めるプレビシート広場は、とっても贅沢な休暇を演出してくれますよ!店内の優雅な雰囲気も必見です。
プレビシート広場 近くまで行ったら是非食べてほしい逸品
Pizzeria Brandiのマルゲリータピッツァ
「ピッツェリア・ブランディ」はマルゲリータピッツァを生み出したお店。王宮の近くに店を構えており、当時、ナポリにやってきたマルゲリータ
プレビシート広場 ワンポイントアドバイス
「広場は駅から10分ほど歩きます。」
プレビシート広場はすぐ傍に電車の駅がありません。地下鉄1号線(Linea1)の「トレド(Toledo)」もしくは「ムニチピオ(Municipio)」駅が最寄りで、そこから10分ほど歩きますので、頭に入れておきましょう。目的地に向かう途中では、車やスリ、窃盗などの軽犯罪にご注意ください。
プレビシート広場観光での注意点 押さえておくべき事項3選
- 人が写り込まない写真を撮るなら午前中が吉。
- 訪問はあかるいウチに済ませましょう。
- 聖堂は「無料」で見学出来ます。
広場のスケール感をしっかりと写真に収めたい方は、観光客らが動き出す前(~10時)の来訪がベスト。周辺の観光スポットは基本的には有料ですが、聖堂内は無料で入ることができ、朝8時30分から見学することが出来ます。治安等を鑑み、遅くても日暮れ前までには、見学を終えましょう。
まとめ
プレビシート広場は、週末はイベント会場として使用されていることも多く、特に春~秋は日本の大きな公園のように、毎週末、グルメやスポーツなど、さまざまな催しが開かれています。週末にナポリ観光を予定されている方は、イベントに参加できるチャンスがあるかもしれません。是非、日本ではなかなかお目にかかれない、ド迫力スケールの広場を満喫しましょう!
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