子供も大人も大満足!ミラノ市立自然史博物館

子供も大人も大満足!ミラノ市立自然史博物館|イタリア観光ガイド

ミラノ市立自然史博物館に行ってきました!

ミラノ市立自然史博物館は、市内中心部にある「インドロ・モンタネッリ公共庭園」の中にある大きな自然史博物館です。小さいお子様連れの旅行の際や、荒天時のアクティビティにもってこい!

ミラノ市立自然史博物館とは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. 年齢問わず楽しめる場所である点。
  2. 広大な公園もセットで満喫できる点。
  3. 街中にあり、公共交通機関でアクセスしやすい点。

「ミラノ自然史博物館(Museo di Storia Naturale di Milano/ムゼオ・ディ・ストーリア・ナトゥラーレ・ディ・ミラノ)」は、ミラノで最も古い「インドロ・モンタネッリ公共庭園」の中につくられた自然史博物館。恐竜、昆虫、化石などの展示が中心の為、子供から大人まで感覚的に楽しむことが出来ます。最寄りの駅から徒歩約3分の好立地も魅力。

ミラノ市立自然史博物館押さえておくべき魅力とは?

Giardini pubblici Indro Montanelli

ジャーナリストのインドロ・モンタネッリにちなんで名付けられたインドロ・モンタネッリ公共庭園(ジャルディーニ・プーブリチ・インドロ・モンタネッリ)。その南東方面にジュゼッペ・デ・クリストフォリス(Giuseppe De Cristoforis)とジョルジョ・ジャン(Giorgio Jan,初代館長でもあります)の尽力によって1838年、ミラノ市立自然史博物館はオープンしました。

ヨーロピアンな外観

現在私たちが観ることのできる建物は、1888年から1893年にかけて、当時流行していた”ネオ・ゴシック”という建築様式でジョヴァンニ・チェルーティ(Giovanni Ceruti)指揮の元、建設が進められました。ヨーロピアンな外観の周りには、鹿や恐竜(最近登場しました!)のオブジェ、子供向けの遊具なども設置されているので、中に入る時間がない方も少しでも時間があれば、目の前まで足を運んでみてください。

大人気の恐竜コーナー

館内の広さは約5,500平方メートル。23つの展示室に、約300万点もの展示品が並んでいます。とりわけ人気なのが、約100点あると言われる複製の展示。写真はトリケラトプス(Triceratopo)の複製で、ちびっ子たちに大人気!他にもプテラノドン(Pteranodonte)やシチリアに生息していたドワーフ・エレファント(Elefante nano)などは、ちびっこたちのアイドルです。

圧倒的なスケールの、海の仲間たちの展示

こちらは大人も子供もそのスケール感に圧倒されること請け合いの「マッコウクジラ(Capodoglio)の化石」。海中をイメージした青基調の展示室の中央に飾られており、全長はなんと約12メートルもあります。トスカーナ州の浜辺にて発見されたもの。展示室の中には、その他、ジュゴン、マナティ、ゾウガメ、サンゴといった海の仲間たちのはく製やジオラマ、パネルなどが展示されていて、感覚的に楽しめるのが◎。

新しくできた、鉱物のコーナー

歴史ある博物館だけあって、全体的に重厚感(悪く言うとちょっとだけ年季の入った感じ…)のある、ミラノ市立自然史博物館。その中で、最近お目見えした鉱物にまつわる展示室(Sala dei Minerali)は新しくてカッコイイ雰囲気です。宝石から隕石まで、約600の石が大集結しており、中央にはイタリア最大級の鉱石等、特に貴重な石たちが展示されています。

ミラノ市立自然史博物館 是非食べてほしい逸品

Ristorante Pizzeria Maruzzella

「リストランテ・ピッツェリア・マルツェッラ」はミラノ市立自然史博物館のすぐ北側にある人気のレストラン。市内に2店舗お店を構えており、ピザを中心にミラノの定番料理を一通り楽しむことが出来ます。一押しは窯焼きのピザですが、ミラノらしい料理が食べたい!という方にはリゾットなどもオススメ。月曜日がお休みなのでご注意ください。

ミラノ市立自然史博物館ワンポイントアドバイス

「Tourist MuseumCard」
ミラノ市立自然史博物館には「ツーリスト・ミュージアムカード」というお得なチケットがあります。12ユーロでミラノ市立自然史博物館を含む以下施設に1度ずつ入れる3日間有効のチケット。ぜひミラノで数日過ごすご予定の方は検討されてみてください。

ミラノ市立水族館,スフォルツェスコ城,ミラノ市立近代美術館,考古学博物館,ノヴェチェント美術館,パラッツォ・モランド美術館,リソルジメント博物館

ミラノ市立自然史博物館での注意点

ミラノ市立自然史博物館での注意点
  1. 最寄り駅はパレストロ(Palestro)です。
  2. 火曜から日曜の10時から17時半まで開いています。
  3. 入場料は5ユーロです。

最終入場時刻は16時半。毎週月曜とメーデーはお休みとなります。博物館の入口に最も近い地下鉄駅はパレストロ駅。そこから徒歩約3分で建物の入口に行くことが出来ます。

まとめ

ミラノ市立自然史博物館は、一見イタリアっぽさに欠けるように見えますが、建物の雰囲気はまさにイタリア!館内の展示もイタリアで発見、発掘されたものが中心にラインナップされているので、美術や歴史とはまた違った角度から、イタリアの魅力に迫ることが出来ます。小さなお子さまと一緒のミラノ観光の際にももってこいです。

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