ナポリのエレガントが大集結!ウンベルト1世のガレリア

ナポリのエレガントが大集結!ウンベルト1世のガレリア | イタリア観光ガイド

ウンベルト1世のガレリアに行ってきました!

イタリアのガレリア…といえば”ミラノのガレリアこと「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」だけではありません!ここでは、南イタリアのナポリから、ミラノのガレリアに勝るとも劣らない「ウンベルト1世のガレリア」について、たっぷりとご紹介します。

ウンベルト1世のガレリアとは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. 24時間観光可能である点。
  2. ナポリの街中にある異空間である点。
  3. 買い物しやすい有名店が一堂に会している点。

「ウンベルト1世のガレリア(ガレリア・ウンベルト1世)」は、南イタリア、カンパニア州の州都、ナポリの街の中心部にあるアーケード街です。下町情緒漂う周辺の雰囲気とはまるで趣の異なる、優雅な一角。24時間通行可能で、アーケードの中には有名なショップ、レストランなどが一堂に会していますよ!ミラノのガレリアに行ったことのある方は、両者の違いを味わいながらの散策もオツです。

ウンベルト1世のガレリア 押さえておくべき魅力とは?

開放感抜群のドーム屋根

ウンベルト1世のガレリアは、ミラノのガレリアに本当によく似ています。例えば「屋根」。御覧の通り、ウンベルト1世のガレリアの中央部分の天井は、ミラノとおなじ、ガラス×鉄仕様のドーム屋根となっております。ナポリ名物の燦燦と降り注ぐ南イタリアの陽の光を受け、時間によって差し込む光のグラデーションは、一見の価値あり!しばし、のんびりとした時間をお楽しみください。

地面に描かれた空模様

ドーム屋根を見た後は、足元にもご注目。なんと、ガレリア中央付近の床の上には、可愛らしい12星座のモザイクが画があしらわれているんです。写真は「かに座」のモザイク画。星占いが大好きなイタリア人、自分の星座を見つけて2ショット写真を撮っている人もたくさんいました。12星座は国籍や年齢問わず、誰でも楽しめるとっつきやすいテーマ。是非、ご家族やご友人みんなでご鑑賞ください。

ゆっくり見たい!ショップ&レストラン

ガレリアとは日本語でいう「アーケード街」のこと。アーケード街といえば欠かせないのが「ショッピング」ですよね♪ウンベルト1世のガレリアは、ミラノのガレリアと比べると、私たち観光客でも気軽に入れるお手頃価格のお店がたくさん!日本でもおなじみの世界的に有名なメーカー、ブランドの店も多く、なんとあの「マクドナルド」もガレリア内に出店を果たしています。

壁に施されたエレガントな彫刻たち

店のショーウインドーを見つつ、合わせてご注目いただきたいのが、ガレリアの壁に施された彫刻たちです。コンペを行ったのち、エマヌエーレ・ロッコ(Emanuele Rocco)、アントニオ・クッリ(Antonio Curri)らの手によって手がけられたウンベルト1世のガレリア。優美な装飾の中には、2人の胸像も設置されていますので、要チェックです!

出入り口にもご注目!

ガレリアを出ると、ついついその先の目的地に意識が向いてしまいがちですが、一度、クルッと振り返って、エントランスの美しい姿もしっかり目に焼き付けておきましょう。写真はサン・カルロ劇場(Teatro dell’opera)から見た、メインエントランスの様子。ガレリア内よりも、さらに明るい日差しを浴びて、大理石がより一層白く輝いています。

ウンベルト1世のガレリア 近くまで行ったら是非食べてほしい逸品

Gelateria Mennella

ナポリ市内に複数店舗展開しているお菓子屋さん「ジェラテリア・メンネッラ」。特にジェラートに定評があり、夏だけでなく冬も多くの人で賑わっています。ウンベルト1世のガレリアから一番近いお店は、約150メートル離れたところにある「トレント・トリエステ広場(Piazza Trieste e Trento)」店。南イタリアらしい柑橘系のフレーバーは、特にオススメです★

ウンベルト1世のガレリア ワンポイントアドバイス

「ウンベルト1世とは…」
ガレリアの名前にもなっている「ウンベルト1世」。これはイタリア王国の、2代国王の名前です。彼のお父さんがヴィットーリオ・エマヌエーレ2世。こちらの名前を冠したガレリアが、ミラノの「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」で、ミラノ版を参考にナポリのウンベルト1世のガレリアは、建設が進められました。

ウンベルト1世のガレリアでの注意点 押さえておくべき事項3選

ウンベルト1世のガレリア観光での注意点
  1. 基本的には日中に散策しましょう。
  2. お手回り品には常に気を配りましょう。
  3. 買ったものは鞄の中にしっかりしまいましょう。

ウンベルト1世のガレリアを含む、ナポリの中心地は正直あまり治安が良くありません。基本的には観光は日中の間だけにしましょう。街歩きの際は、お手回り品にはご注意を。また買い物をした際は、会計後すぐにチャック付きの鞄の中にしまって厳重管理をしましょう。

まとめ

ナポリは南イタリアの陽気なムードが魅力的!な一方で、どうしても治安の悪さが北イタリアよりもネックになってしまいます。その中で、ウンベルト1世のガレリアは比較的歩きやすく、落ち着いて観光出来ることでしょう。近くには王宮やサン・カルロ劇場といったエレガントな観光スポットも控えているので、セットでの訪問も◎是非遊びに行ってみてください。

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