ヴェネツィア貴族の家へお邪魔します。カ・レッツォーニコ

ヴェネツィア貴族の家へお邪魔します。カ・レッツォーニコ|イタリア観光ガイド

カ・レッツォーニコに行ってきました!

ヴェネツィア本島の真ん中を流れる雄大なカナル・グランデ(大運河)。水辺に立つ美しいお屋敷のひとつ「カ・レッツォーニコ」は美術館になっていて、観光客でも中を見学することが出来ます。

カ・レッツォーニコとは?絶対行くべき理由ベスト3

おすすめのポイント
  1. ヴェネツィア貴族のお屋敷へ入れる点。
  2. 大運河沿いの美しい邸宅を堪能できる点。
  3. ヴェネツィアを代表する芸術家の作品を鑑賞できる点。

「カ・レッツォーニコ(Ca’ Rezzonico)」は、ヴェネツィア本島の真ん中を走る、カナル・グランデ沿いのお屋敷。館内は「18世紀ヴェネツィア美術館(Museo del Settecento Veneziano)」として開放されており、誰でも美しい邸宅とそこに飾られた芸術作品を堪能することが出来ます。ここでは邸宅部分にフォーカスして、見どころをご紹介します。

カ・レッツォーニコ 押さえておくべき魅力とは?

Salone da Ballo

館内にいるにも関わらず、まるで屋外にいるかのような錯覚に陥らせてくれる、開放感たっぷりの「ボールルーム(サローネ・ダ・バッロ)」。壁を埋める空のだまし絵と彫像、窓から降り注ぐ陽光がとても華やかで、晴れ晴れとした気持ちにさせてくれます。天井画には、大空を舞うアポローンの姿も。一番目立つ位置にはレッツォニコ家の大きな紋章も掲げられています。

Sala del Tiepolo

「ティエポロの間(サラ・デル・ティエポロ)」の「ティエポロ」は、天井画(写真)を手掛けた画家、ジャンバッティスタ・ティエポロ(Giambattista Tiepolo)の名前に由来します。ここは18世紀に追加された部屋。お屋敷自体は17世紀に建設がスタートしましたが、途中家主が変わり(ちなみに”レッツォーニコ”の名前は、このお屋敷を長く所有していた、レッツォーニコ家に由来)都度、新しいエッセンスが取り入れられました。

Sala del Trono

「王座の間(サラ・デル・トローノ)」は室内に置かれた赤×金色の絢爛豪華な王座からその名が付いた部屋。王座はローマ教皇ピウス6世が座った大変貴重なもので、部屋の中で特別なオーラを放っています。この部屋もジャンバッティスタ・ティエポロのフレスコ画が有名。ジローラモ・メンゴッツィ・コロンナ(Gerolamo Mengozzi Colonna)との共同作業によって描かれました。

Sala Longhi

ピエトロ・ロンギ(Pietro Longhi)の絵が印象的なことからその名が付いた「ロンギの間(サラ・ロンギ)」。ピエトロ・ロンギは風俗画の名手として知られていた人物で、部屋の中には例えば「サイを見物するヴェネツィア市民の絵(右下,伊名:Il rinoceronte)」といった、ユーモラスな絵がたくさん飾られています。感覚的に楽しめるので、歴史や宗教画に関心がない方にもオススメ。

Stanza dei Pulcinella

こちらは「道化師の間(スタンザ・デイ・プルチネッラ)」。ロンギの間同様、感覚的に楽しめる一室で「プルチネッラ」と言われるイタリア伝統の道化師(写真)がたくさん描かれています。手掛けたのはジャンバッティスタ・ティエポロの息子、ジャンドメニコ・ティエポロ(Giandomenico Tiepolo)。ここは彼の晩年の代表作の一つです。

カ・レッツォーニコ 是非食べてほしい逸品

Bovoeti

ボヴォエティ」は、ヴェネツィアでよく食べられる2センチほどの小さなカタツムリのコト。「ボヴォレッティ(Bovoletti)」と呼ばれることもあります。小さいので、ちょっと食べにいのですが、慣れれば問題なし!茹でてからピックや爪楊枝で中をくり出して食べると…絶品ですよ。ワイン片手に、ついつい黙々と食べてしまう郷土料理。ヴェネツィアの夏の風物詩のひとつですので、是非見かけたら食べてみてください。

カ・レッツォーニコ ワンポイントアドバイス

「隣近所のお屋敷たち」
カ・レッツォーニコのあるカナル・グランデ(大運河)沿いは、名家のお屋敷がたっくさん。北側にはベルナルド・ナニ宮(Palazzo Bernardo Nani)。そのさらに北にはカ・フォスカリ(Ca’ Foscari)。運河を挟んだ向かいには、グラッシ館(Palazzo Grassi)、そのお隣にはマリピエロ宮(Palazzo Malipiero)などがあります。水上バスでカ・レッツォーニコに行く方は、水辺に立ち並ぶお屋敷見学も合わせてお楽しみください。

カ・レッツォーニコ観光での注意点

カ・レッツォーニコでの注意点
  1. 木曜から日曜の11時から17時迄開いています。
  2. 最終入場時刻は16時です。
  3. 入場料は10ユーロです。

月曜から水曜はお休みですのでご注意ください(今後変更になる可能性有)。館内はフリーWi-Fiやコインロッカーあり。車いすやベビーカーで来場される方にも利用しやすい工夫がなされています。

まとめ

なお、カ・レッツォーニコまではヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅から歩くと約20分。水上バスを利用される方は同名の停留所(Ca’ Rezzonico)があります。ヴェネツィアの水辺に並ぶ邸宅は、どれもが見学できるワケではないので、カ・レッツォーニコはかなり貴重な存在。水上バスで観光中「中に入ってみたい!」と思った方は是非足を延ばしてみてください。

 

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